封筒のサイズ一覧 長形3号ならA4判3つ折 定形・定形外郵便料金も紹介
封筒のサイズはJIS規格などで定められており、たとえば、長形3号(縦235mm×横120mm)ならA4判は3つ折で入れることができ、郵便料金はこれまで84円でしたが、2024年秋からは110円に値上げする方向で準備が進められています。このほかにも封筒のサイズと封筒に入る内容物の一覧を紹介します。郵便料金は、封筒のサイズが定形か定形外かで大きく変わるので注意が必要です。
封筒のサイズはJIS規格などで定められており、たとえば、長形3号(縦235mm×横120mm)ならA4判は3つ折で入れることができ、郵便料金はこれまで84円でしたが、2024年秋からは110円に値上げする方向で準備が進められています。このほかにも封筒のサイズと封筒に入る内容物の一覧を紹介します。郵便料金は、封筒のサイズが定形か定形外かで大きく変わるので注意が必要です。
目次
日本産業標準調査会(JISC)の公式サイトによると、封筒のサイズが「JIS S5502」として制定されたのは、1964年10月1日で、その後何度も改定されています。
形は3種類あり、次のように定められています。
封筒のサイズは、数字で表されます。以下に、よく使われる封筒のサイズとその寸法、適合する内容物を紹介します。
封筒 | 横×縦(mm) | 内容物 | 郵便規格 |
---|---|---|---|
長形2号 | 119×277 | B5縦2つ折 A4横3つ折 |
定形外 |
長形3号 | 120×235 | A4横3つ折 国際便箋横3つ折 |
定形 |
長形4号 | 90×205 | B5横3つ折 色紙便箋横3つ折 |
定形 |
長形40号 | 90×225 | A4横4つ折 | 定形 |
長形6号 | 110×220 | A4横3つ折 | 定形 |
封筒 | 横×縦(mm) | 内容物 | 郵便規格 |
---|---|---|---|
角形0号 | 287×382 | B4 | 定形外 |
角形2号 | 240×332 | A4 | 定形外 |
角形20号 | 229×324 | A4 | 定形外 |
角形3号 | 216×277 | B5、書籍雑誌 | 定形外 |
角形4号 | 197×267 | B5 | 定形外 |
角形5号 | 190×240 | A5、書籍雑誌 | 定形外 |
角形6号 | 162×229 | A5 | 定形外 |
角形7号 | 142×205 | B6 | 定形外 |
角形8号 | 119×197 | 給料 | 定形 |
封筒 | 横×縦(mm) | 内容物 | 郵便規格 |
---|---|---|---|
洋形1号 | 176×120 | カード | 定形 |
洋形2号 | 162×114 | A4横・縦4つ折 | 定形 |
洋形4号 | 235×105 | A4横3つ折 | 定形 |
洋形6号 | 190×98 | B5横3つ折 | 定形 |
日本郵便の公式サイトによると、郵便料金は、封筒のサイズが日本郵便の定める定形か定形外か、そして重量によって変わります。
定形と定形外の郵便料金は以下の通りです。
長形3号など定形郵便物の料金は以下の通りです。
重量 | 料金 |
---|---|
25g以内 | 84円 |
50g以内 | 94円 |
ただし、首相官邸の公式サイトによると、2024年5月21日に開催された「物価問題に関する関係閣僚会議」で、25g以下の定形郵便物の郵便料金の上限を現行の84円から110円に引き上げる案を了承しました。
日本郵便は2024年10月から110円に改定する予定です。
定形外郵便物で規格内とされるのは、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内です。
重量 | 規格内料金 | 規格外料金 |
---|---|---|
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | 取扱なし | 1040円 |
4kg以内 | 取扱なし | 1350円 |
定形外郵便の料金も2024年秋から3割ほど値上げが予定されています。
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