目次

  1. 高精度の金属加工へ スマートリモコンで温度管理
  2. 氏田さんが設定した起動条件
  3. 働きやすさにも貢献

 スマートリモコンを活用して工場内の温度管理を始めたのは2代目後継ぎで、技術営業部長の氏田遼佑さんです。移転で工場が1.5倍の広さになったのをきっかけに、2020年10月ごろに導入しました。

 「金型を削り出す工作機械は金属製なので、温度変化の影響を受けやすく伸び縮みします」

 自動車部品の金型などを手がける一成モールドは、金属加工で0.01mm単位の精度が求められます。しかし、冬場は機械の立ち上げ時と、運転を継続して暖まってきたときでは、加工時に0.01mm単位の誤差が生じてしまいます。

 0 .001mm単位の高精度な加工をする場合、恒温室を設ける工場もありますが、工場移転にかかった費用との兼ね合いのなか、なるべくお金をかけずに温度管理をするのはどうすればよいか……。

一成モールドの工場に設置されたスマートリモコン「Nature Remo」

 氏田さんが思い付いたのが、家電をスマートフォンから操作できるスマートリモコン「Nature Remo」でした。温度・湿度・照度・人感センサーを搭載している機種があり、たとえば、28度になったらエアコンをオンにするといった起動条件も設定できます。

 工場に設置してあるエアコンがたまたま4台中、2台が赤外線リモコンで操作できるタイプだったので実現したといいます。

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