3月21日も強風や山間部の大雪に注意 西・東日本で荒天続く予報
気象庁は、2024年3月21日にかけて、西日本から東日本では落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうに注意し、西日本の日本海側と東日本では、山沿いを中心に大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。
気象庁は、2024年3月21日にかけて、西日本から東日本では落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうに注意し、西日本の日本海側と東日本では、山沿いを中心に大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。
気象庁によると、関東の東で発達中の低気圧が21日にかけて、日本の東で急速に発達する見込みです。低気圧の発達に伴い、西日本から北日本の広い範囲で非常に強い風が吹いて、海上は大しけとなる所があるといいます。
また、低気圧に向かって流れ込む湿った空気や上空の寒気の影響で、西日本から東日本では21日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。西日本の日本海側と東日本では、山沿いを中心に大雪となる所があるとみられます。
3月20日17時時点の気象情報は以下の通りです。
西日本では20日は、東日本から北日本では21日にかけて、非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる所があるでしょう。
20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、以下の通りです。
東北、関東甲信、東海地方…23m(35m)
北陸、近畿、中国地方…20m(30m)
21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は以下の通りです。
東北地方…20m(30m)
20、21日に予想される波の高さは、伊豆諸島で7mの見込みです。西日本から北日本では暴風や高波に警戒してください。
西日本から東日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
西日本の日本海側と東日本では、山沿いを中心に大雪に注意が必要です。21日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、以下の予想です。
北陸地方…70cm
関東甲信地方…50cm
中国地方…15cm
上空寒気の強まりによっては、警報級の大雪となる地域が広がるおそれがあります。大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意してください。
国交省関東地方整備局も、⻑野県、群⾺県の⼭地や⼭沿いを中⼼に、20日から21日頃にかけて断続的に強い雪が降り、大雪となる所があるとして、注意を呼び掛けています。
さらに、予防的通行止めを行う可能性がある区間として、群馬県の三国峠(延長12.1km)と長野県の野尻地区(延長23.7km)を挙げています。最新の情報は、国土交通省の冬道ポータルサイトで確認してください。
大雪の恐れがある場合、広域迂回など通行ルートの見直しや通勤などの外出を控えるほか、冬用タイヤの装着、チェーンの携行・早めの装着も呼び掛けています。
JR東日本の公式サイトや、JR西日本の公式サイトによると、20日は強風の影響で、宇都宮線や湖西線などで一時運転を見合わせました。
本州四国連絡高速道路の公式サイトによると、強風の影響により、瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)の児島IC-坂出IC(上下線)で20日朝から13時まで通行止めとなりました。
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