目次

  1. 施術5000人を機に独立開業
  2. リピート率90% 顧客自ら応援してくれるサロン
  3. 開店から5周年 顧客の悩みは複雑化
  4. 顧客ニーズ起点の複合メニューで価格アップ
  5. 値上げで顧客が離脱した過去 乗り越えて新発売
  6. 「地域のお守りメンテナンスサロン」を確立

 萩市にあるオイルケアサロン「リフレッシュサロンRefresia(リフレシア)」は、2018年に田町商店街の中に創業したお店です。

 代表の吉屋裕子さんは、スパ施設や整骨院でセラピストとしての技術を習得後、施術した顧客が5000人を達成したことを機に独立開業しました。新型コロナウィルスによる影響を受けるなか、ブランディングや顧客単価アップについてはぎビズに相談に訪れました。

はぎビズでの相談風景
はぎビズでの相談風景

 サロン関連事業の相談内容として1番多いのが集客についての内容です。広告費を投入するなど、新規顧客獲得やリピーターの育成について課題を感じているサロンが多いのに、リフレシアは集客という課題への対応優先順位は低いことがわかりました。

 筆者はこのことに驚きを感じヒアリングを重ねたところ、リピート率90%の顧客がサロンの応援団となり、口コミで新規顧客獲得につながっていることが分かりました。

 吉屋さんは過去の接客業経験から様々な顧客に寄り添う接客スキルを身につけており、その経験を強みとして、予約時点から相手のテンポに合わせた話し方で警戒を解き、店外に出てのお迎えで初対面の不安感を軽減し、帰宅後には家でできるホームケアについて個別連絡をするなど、自身の強みを生かした接客をしていました。

 オイルケアマッサージや整体などの幅広い手技を習得し施術に活用するなど、顧客1人1人と心身両面から信頼を築く丁寧な接客に取り組んでいました。

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