2024年6月18日は九州・四国で警報級の大雨 鉄道の運休に注意
気象庁は、九州南部で2024年6月18日午前中にかけて、四国地方では18日午前中、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして注意を呼び掛けています。このほか、南西諸島と西日本では18日にかけて、東日本でも18日は雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所があるといいます。鉄道の運休や、高速道路の通行止めにご注意ください。
気象庁は、九州南部で2024年6月18日午前中にかけて、四国地方では18日午前中、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして注意を呼び掛けています。このほか、南西諸島と西日本では18日にかけて、東日本でも18日は雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所があるといいます。鉄道の運休や、高速道路の通行止めにご注意ください。
気象庁の公式サイト(17日16時42分発表)によると、6月18日は、低気圧が発達しながら、西日本から東日本の太平洋側を東北東へ進む見込みで、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、南西諸島から東日本では大気の状態が非常に不安定となると見込まれています。
その影響で、南西諸島と西日本で18日にかけて、東日本では18日、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、四国地方は18日、雷を伴って局地的に猛烈な雨が降る見込みです。
17日18時から18日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、以下の予想です。
九州南部、四国地方 300mm
近畿地方、東海地方 250mm
関東甲信地方 200mm
奄美地方 180mm
沖縄地方、九州北部地方 150mm
九州南部や四国地方では、線状降水帯が発生して、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
気象庁は「土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください」と注意を呼び掛けています。
大雨に伴って、国道でも一定の降雨量に達した場合や、危険な状況が想定される場合に、通行止めを行う場合があります。鉄道や高速道路各社では、運休や通行止めの可能性があると伝えています。
JR東海によると、12時30分ごろから、三島駅~新富士駅間で、降り続いた雨が規制値に達した影響により、運転を見合わせていましたが、13時10分に運転を再開しました。運行には遅れが発生しています。
JR西日本は、始発から運転を取り止める線区として、関西線の亀山駅-加茂駅間、加古川線の西脇市駅-谷川駅間を挙げています。朝9時頃から運転を取り止める線区としては、和歌山線の高田駅-五条駅間を挙げています。
山陽線は大道駅~四辻駅間で竹が倒れているため、徳山~新山口駅間で運転を見合わせています。朝7時ごろ運転再開予定です。岡山・福山地区は、列車の運転取り止めや遅れがでる可能性がありますとお知らせしていましたが、始発列車より通常どおりの運転を行っています。
JR九州でも、天候の状況により列車が大幅に遅れる場合や、列車の運転を見合わせる場合があるといい、日豊線や日南線の一部で、運転を見合わせています。JR四国は、牟岐線の阿南駅-阿波海南駅で18日始発~正午ごろまで列車の運転を見合わせます。
JR東日本によると、大雨の影響で、小田原~熱海駅間の上下線で運転を見合わせています。伊藤線は終日運転を見合わせます。
NEXCO西日本は、6月18日朝から夕方にかけて、西名阪道と阪和道の一部で通行止めの可能性があるといいます。
NEXCO中日本でも、6月18日12時~18時、新東名の伊勢原大山IC―新秦野ICで通行止めの可能性があるといいます。
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