バーコード・QRコード作成をする方法 Excel(エクセル)で無料
製造や小売りなどの現場の在庫管理で活用されているバーコードやQRコード(2次元コード)はExcel(エクセル)でも簡単に作成できます。実際に作成しながら手順をわかりやすく紹介します。
製造や小売りなどの現場の在庫管理で活用されているバーコードやQRコード(2次元コード)はExcel(エクセル)でも簡単に作成できます。実際に作成しながら手順をわかりやすく紹介します。
目次
デンソーウェブの公式サイトによると、バーコードとは、バーとスペースの組合せにより、数字や文字などを機械が読み取れる形で表現したものです。バーコードには数字や記号だけでなく、以下の要素も含まれています。
バーコードの種類には用途や国によってさまざまな種類があります。たとえば、スーパーやコンビニで並び、POS管理が必要な食糧品や雑貨には、日本なら「49」と「45」から始まるJAN(Japanese Article Number)コードが使われています。
そのほかにも、次のような種類があります。種類よって数字や英字など使える種類が異なります。
これに対し、QRコードとは、Quick Responseの略称で、1994年に開発した2次元コードを指します。
小さなスペースに表示が可能、汚れ・破損に強いといった特徴があり、URLを入力せずに、読み取るだけでサイトに遷移できるため、バーコード決済やSNSの友達追加、様々な印刷物など活用が広がっています。
無料でバーコード作成ができるサイトやツールもありますが、エクセルでも作ることができます。今回はCode39のフォントをダウンロードしない方法について、大きく分けて3つの手順で紹介します。
事前準備として、使っているエクセルがMicrosoft365以前の場合、Microsoft Access 2016 Runtimeのダウンロードが必要となる場合があります。
まず、[ファイル]>[オプション]>[リボンのユーザー設定]を選択。[メインタブ]から[開発]にチェックマークを入れてOKをクリックします。
すると、ツールバーに[開発]が表示されます。[開発]>[挿入]>[コントロールの選択]から[Microsoft Barcode Control 16.0]を選び「OK」を選択してください。
マウスポインタが十字に変化するので、クリック&ドラッグして作成場所を決めてください。
バーコード上で右クリックしてください。[Microsoft BarCode Control 16.0オブジェクト]>[プロパティ]を開き、[スタイル]から先ほど紹介したバーコードの種類を選択できます。選択したら[OK]でエクセルシート上に戻ってください。
再度、バーコード上で右クリック。[プロパティ]を選択すると、ダイアログボックスが表示されます。[Value]欄に英数字を直接入力できますし、[Linkedcell]に参照するセルを入力することもできます。
エクセルでQRコードを作る場合も同じ手順です。
バーコードのサンプルを右クリックし[MICROSOFTBARCODECONTROL16.0のプロパティ]が出てきたら、[スタイル]>[QRコード]を選択すれば、QRコードに変更できます。
正方形に整えたい場合は、[コントロールの書式設定]>[サイズ]から高さと幅を同サイズにしてください。
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