目次

  1. 大井町駅周辺広町地区開発とは
  2. 線路切替工事の概要
  3. 振替輸送の対象路線

　JR東日本によると、大井町駅周辺広町地区開発とは、品川区の「大井町駅周辺地域まちづくり方針（2020年）」で、大井町エリアのまちづくりを牽引する役割を担う開発として位置づけられ、歩行者ネットワーク整備や防災分野などで品川区や周辺地域・事業者と連携して進めるまちづくりのことを指します。

　開発計画によると、JR東日本が担当する街区の開発は2025年度末の開業を予定しています。

大井町周辺のJR東日本の開発街区の周辺の高低差に対応した歩行者ネットワークの整備のイメージ
大井町周辺のJR東日本の開発街区の周辺の高低差に対応した歩行者ネットワークの整備のイメージ（JR東日本のプレスリリースから）

　駅としながわ中央公園方面のエリアをつなぎ、周辺の高低差に対応した重層的な歩行者デッキを整備し、東西軸のアクセス性を高め、開発街区と南側のエリアをつなぐ東急大井町線高架下に新設する通路とも接続し、まちの回遊性を高めます。また、併せて賑わいと交流を生み出す場として複数の広場を整備します。

　大井町駅東口駅舎の改良を行い、開発街区に直結する改札や出口の新設、コンコースの拡張などを行います。また駅の北側に、バリアフリーでアクセスし、バスやタクシーなどが利用可能な交通広場を整備します。

　JR東日本の特設サイトによると、11月17日に実施する線路切替工事は以下の通りです。

【列車運休時間帯】11月17日（日）始発～16時30分ごろ
【運休区間】京浜東北線の蒲田－品川駅間

　悪天候などで工事ができない場合は、12月15日（日）に延期しますが、その場合も、11月17日（日）も運休します。

　京浜東北線の運休時の振替路線は以下の通りです。

京浜急行電鉄　泉岳寺－横浜駅間
東京臨海高速鉄道りんかい線（全線）
東急電鉄東横線（渋谷－横浜駅間）、大井町線（大井町－自由が丘駅間）、目黒線（目黒－日吉駅間）、池上線（全線）、東急多摩川線（全線）
都営浅草線（西馬込－新橋駅間）