台風18号は2024年10月3~5日に沖縄へ接近 飛行機にも影響
気象庁によると、大型で非常に強い台風18号(クラトーン)は10月3~5日、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。一部の飛行機にも影響が出る可能性があります。9月の台風発生数は、台風18号で8個目と例年よりも多くなっています。
気象庁によると、大型で非常に強い台風18号(クラトーン)は10月3~5日、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。一部の飛行機にも影響が出る可能性があります。9月の台風発生数は、台風18号で8個目と例年よりも多くなっています。
大型で非常に強い台風18号は、10月2日3時には南シナ海にあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は925hPa、中心付近の最大風速は50m、最大瞬間風速は70mで、中心から半径110km以内では風速25m以上の暴風となっています。
台風18号は、3日にかけて南シナ海をゆっくりした速さで北上し、暴風域を伴って台湾付近に進んだ後、5日ごろにかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。
沖縄地方では、うねりを伴った高波に警戒し、強風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。台風の進路や勢力によっては、警報級の暴風や大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
一方、台風17号は、三陸沖を北東へ進んでおり、2日夜には千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。関東地方では、2日にかけてうねりを伴った高波に注意してください。
台風18号の影響で飛行機にも影響が出る可能性があります。対象となる便は、手数料なしで払い戻しできる場合があるので、航空各社の公式サイトで確認してください。
JALの公式サイトによると、10月3、4日に宮古・多良間・石垣・与那国を発着するJALグループ運航便に影響が出る可能性があります。
また、ANAの公式サイトによると、10月2、3日に沖縄那覇・宮古・石垣を発着する便に影響が出る可能性があります。
スカイマークの公式サイトによると、10月3日に宮古(下地島)を発着する便に影響が出る可能性があります。ソラシドエアの公式サイトによると、10月2~3日に石垣を発着する便に影響が出る可能性があります。
9月の台風発生数は、台風18号で8個目。例年よりも多くなっています。気象庁の公式サイトによると、1991年~2020年の30年平均の台風の発生数と接近数は以下の通りです。
発生数の平年値 | 接近数の平年値 | |
---|---|---|
1月 | 0.3 | |
2月 | 0.3 | |
3月 | 0.3 | |
4月 | 0.6 | 0.2 |
5月 | 1.0 | 0.7 |
6月 | 1.7 | 0.8 |
7月 | 3.7 | 2.1 |
8月 | 5.7 | 3.3 |
9月 | 5.0 | 3.3 |
10月 | 3.4 | 1.7 |
11月 | 2.2 | 0.5 |
12月 | 1.0 | 0.1 |
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