目次

  1. 台風21号の勢力と予想進路
  2. 秋雨前線も停滞　大雨に注意
  3. 飛行機への影響を確認する方法

　気象庁の公式サイトによると、台風21号は、27日15時にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ20kmの速さで西北西へ進んでいます。台風は今後、発達しながら北上し、非常に強い勢力となって10月31日から11月1日ごろに、沖縄地方に接近するおそれがあります。

　台風21号の接近に伴い、沖縄地方では10月30日から11月1日ごろにかけて、大荒れや大しけとなるおそれがあり、台風の進路によっては、先島諸島を中心に10月31日から11月1日ごろにかけて、警報級の大雨や高潮となるおそれがあります。

　台風21号の31日3時時点の予想は以下の通りです。

存在地域：沖縄の南
予報円の中心：北緯21.3度、東経125.1度
進行方向、速さ：北西10km/h
中心気圧：945hPa
中心付近の最大風速：45m/s
最大瞬間風速：60m/s
予報円の半径：280km
暴風警戒域：全域430km

　今週は本州付近に秋雨前線が停滞し、全国的に雨が降りやすい予報です。台風21号は勢力が強く、中心が離れていても大雨が降る可能性があります。今後の気象情報に注意してください。

　航空各社は台風21号への対応をまだ明らかにはしていませんが、利用前に公式サイトで確認するとよいでしょう。