目次

  1. Shopify(ショッピファイ)とは
  2. Shopify、2025年1月からAmazon Payが利用不可
  3. 日本で使える決済方法
  4. AmazonPayの利用率の確認方法
  5. 顧客への連絡方法

 Shopifyの公式ブログによると、Shopify(ショッピファイ)は、簡単にECサイトを開設できる、定期課金型のECプラットフォームです。

 ウェブ制作の知識がないユーザーでも、簡単にネットショップが作れるようECの開設に必要なサービスがパッケージ化されているといいます。

 Shopifyに確認したところ、2024年11月21日から事業者向けに「Amazon Payが2025年1月6日以降、日本のShopifyストアでご利用いただけなくなります」と題した案内を送っているといいます。Amazon Payとの互換性停止は日本だけでなく欧州などですでに実施していますが、詳しい回答はありませんでした。

 その案内によると、Amazon Payは、Shopifyストアとの互換性がなくなるため、2025年1月6日から、日本のShopifyストアで利用できなくなります。

 2025年1月6日以降、Amazon Payは自動的に削除され、EC顧客はAmazon Payを利用してチェックアウトができなくなります。そのため、利用停止の直前の取引については注意しましょう。

 一方で、これまでのAmazon Payを利用した注文履歴は、引き続きAmazon Seller Centralで確認できるといいます。

 Shopifyは、今後も幅広い決済オプションを提供できるよう、Shop Pay、Apple Pay、Google Payなどの決済方法の追加を提案しています。

 Shopifyの公式ブログによると、日本で使える決済サービスとして以下を案内しています。

Shopify ペイメント
Apple Pay
Google Pay
Shop Pay
PayPal
KOMOJU
携帯キャリア決済
Paidy
SBペイメントサービス(SBPS)
NP後払い
atone
NP掛け払い
GMOペイメントゲートウェイ
Smartpay
後払い.com
ペイジェント
GMOイプシロン
ウェルネット マルチペイメントサービス

 Amazon Payの利点は、Amazonアカウントに登録した決済情報などをもとに、入力項目の手間を省略でき、購買体験の向上につながるところにありました。そのため、Amazon Payが利用できなくなるときに備えて売上への影響を確認しておきましょう。

 Shopifyの公式ブログによると、ストア分析>レポートへと進み、財務レポートにまとめられている決済情報から決済サービスごとの取引数や総支払額、返金合計額などを確認してみてください。

 自社のECページやメールで、Amazon Pay利用終了のお知らせや、今後の決済方法について案内しておくと年明けの混乱を回避するのに役立ちそうです。

 お知らせ文を作るにあたり、Shopifyの案内文面などが利用できるでしょう。

 「Amazon Payは、Shopifyストアとの互換性がなくなるため、2025年1月6日(月)をもって日本のShopifyストアにおいてご利用いただけなくなります。

 2025年1月6日(月)以降、Amazon Payは自動的に削除され、お客様はAmazon Payを利用してチェックアウトができなくなります。なお、これまでのAmazon Payを利用した過去のご注文に関する情報は、引き続きAmazon Seller Centralにてご確認いただけます。」