目次

  1. 気象庁の雪の予報
  2. 降雪が予測される高速道路区間(12月26日時点)
  3. 通行止めの可能性がある区間(12月26日時点)
  4. 積雪のある道路の走行時の注意点

 気象庁の大雪に関する注意情報によると、日本付近は2024年12月29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、東日本の上空約5500mには氷点下33度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。

 また、28日から29日は、西日本の上空約5500mには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。そのため、気象庁は「大雪による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください」と呼び掛けています。

 気象庁の天気予報では、年が明けて2025年1月2日前後も再び広い範囲で雪が降る可能性があります。

 こうしたなか、NEXCO中日本の公式サイトは、北陸道・中央道・東海北陸道など広い範囲で12月29日夜まで降雪が予測される区間を公表しました。

2024年12月29日にかけて積雪が予想される高速道路
2024年12月29日にかけて積雪が予想される高速道路

 対象となる地域を車で走行する前にiHighway中日本などで、情報収集することをおすすめします。

 NEXCO東日本も「12月26日23:00時点で通行止めの可能性がある区間は、関越道の渋川伊香保IC-六日町ICと、並行する国道17号群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉地先-新潟県南魚沼市余川地先及び、上信越道長野IC-上越高田ICと、並行する国道18号長野県長野市豊野町大倉地先~新潟県上越市島田地先です。なお、通行止めの可能性のある時間帯は27日夜間(18時)以降となる見込みです」とアナウンスしています。

 NEXCO西日本も27日から28日にかけて中国山地を中心に大雪となるおそれがあるため、近畿方面から山陰方面及び九州方面から近畿方面に向かう山陽地方へ迂回するよう呼び掛けています。

 NEXCO東日本などは「ノーマルタイヤで積雪・凍結道路を運転するのは法令違反となります」として注意を呼び掛けています。スタッドレスタイヤに交換していても、50%摩耗した時点で表示される「プラットフォーム」が現れた場合は適切なタイミングで交換をしてください。

 また、スタッドレスタイヤでも積雪路や凍結路での急なハンドル・アクセル・ブレーキの操作は危険なので、余裕を持った運転を心がけてください。