目次

  1. リンナイとは
  2. リンナイの国内販売商品の値上げ対象商品と改定率
  3. リンナイの値上げ「サプライチェーン全体のコスト上昇に対応するため」

 リンナイの公式サイトによると、リンナイは1920年に創業し、熱エネルギー機器の開発・製造・販売を手がける会社です。2024年3月期で売上高は4301億円、従業員数は2024年3月末時点で1万837人(連結)に上ります。

 リンナイの公式サイトによると、国内販売商品の値上げ対象商品と改定率は以下の通りです。

商品群 主な商品 改定率
給湯機器 給湯暖房機、ふろ給湯器、給湯専用機、ハイブリッド給湯・暖房システム等 1~12%(平均4%)
厨房機器 ビルトインガスコンロ、ガステーブルコンロ、食器洗い乾燥機、ガス炊飯器等 1~11%(平均2%)
空調機器 ガスファンヒーター、ガスFF暖房機、ガス赤外線ストーブ等 2~7%(平均3%)
業務用機器 業務用ガス炊飯器、業務用ガス赤外線グリラー、業務用ガスコンロ等 5~21%(平均9%)
ガス赤外線バーナーユニット 15~20%(平均16%)
その他機器 ガス衣類乾燥機 2%
その他 給湯機器オプション品 3~67%(平均5%)
上記商品群の補要部品 4%~(平均6%)

 詳しい商品ごとに価格はリンナイの価格改定表(PDF)を参照してください。

 リンナイは値上げ理由について「生産性の向上や合理化によるコストダウンなどの対策を講じていますが、原材料費に加えて、購入部品費や物流費の上昇が続いています。また、当社はパートナーシップ構築宣言のもと、取引先との関係強化に取り組み、価格改定要請を受け入れることで、サプライチェーン全体のコスト上昇に対応しています」と説明しています。