目次

  1. スターバックスとは
  2. 立地別価格とは スターバックスが約3割の店舗で導入
  3. ソイミルク(豆乳)変更、全店一律で無料化

 スターバックスの公式サイトによると、スターバックスの共同創業者であるゴードン・バウカー、ジェリー・ボールドウィン、ゼブ・シーゲルが1971年3月30日にシアトルのパイクプレイスマーケットにスターバックス1号店をオープンしたのがはじまりです。

 スターバックスの名前は、ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』の登場人物で、捕鯨船ピークォド号のスターバック一等航海士に由来しているといいます。

 1995年、スターバックス コーヒー インターナショナル社(米国スターバックス社の国際事業部門を担う子会社)と日本の小売・飲食店業「サザビー(現:株式会社サザビーリーグ)」が、日本における店舗展開を目的とする合弁事業で提携を結び、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社を設立。1996年に東京・銀座に第1号店「銀座松屋通り店」をオープンしました。

 2024年12月末時点で、全国1991店舗に上ります。

 スターバックスは、「立地別価格」は、店舗の立地や商圏の特性を踏まえて導入する価格制度です。全国1991店舗のうち約3割の店舗へ導入します。立地別価格には2種類あり、区分と値上げ率は以下の通りです

  • 「特定立地価格 A」(全体の4%)……サービスエリア、空港などの店舗が対象。値上げ率は現行価格に対し平均約6%で改定額は税抜13~32円
  • 「特定立地価格 B」(全体の27%)……東京23区や大阪市内などの一部の店舗が対象。値上げ率は平均約4%、改定額は税抜4~28円

 一方、アイスやホットのビバレッジにおけるソイミルク(豆乳)変更について、54円/55円(持ち帰り価格/店内価格)を全店一律で無料化すると発表しました。

 さらに、アーモンドミルクやオーツミルクについても調達状況等を踏まえ、無料化に向けた検討を進めるといいます。