黄砂、2025年3月25・26日に東北~九州の広範囲へ飛来予測 気象庁

気象庁によると、2025年3月25日から26日にかけて、北日本から西日本の広い範囲で東アジアの砂漠地帯から黄砂の飛来が予想されています。場所によっては、水平方向で見通せる距離が5km未満となる所がある見込みです。交通への障害などに注意してください。
気象庁によると、2025年3月25日から26日にかけて、北日本から西日本の広い範囲で東アジアの砂漠地帯から黄砂の飛来が予想されています。場所によっては、水平方向で見通せる距離が5km未満となる所がある見込みです。交通への障害などに注意してください。
気象庁の公式サイトによると、黄砂とは、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠や黄土地帯などから強風により吹き上げられた多量の砂やちりが、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。
黄砂の粒子は大気中に舞い上がると、粒径が数マイクロメートル以下の小さな粒子は遠くまで運ばれ、東アジアが起源の黄砂粒子が太平洋を横断し、北米やグリーンランドへ運ばれることもあるといいます。
気象庁は、東京・大阪での目視観測のほか、観測装置、静止気象衛星「ひまわり」の観測データなどを使って黄砂分布を予測しています。
黄砂は自動車や洗濯物が汚れる、花粉症などのアレルギー症状・呼吸器疾患が悪化するおそれがあります。それだけでなく、見通しが悪くなり、交通事故が起こりやすくなったり、農作物に付着して生育に影響したりすることも考えられます。
3月25、26日に屋外で長時間の作業がある場合はマスクを着用するなどの対策を取るようにしてください。
気象庁は「屋外では所により黄砂が付着するなど影響が予想されます。また、見通せる距離が5km未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください」と呼び掛けています。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。