2025年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業 国土交通省が募集開始

国土交通省は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる住まいの確保を図るため、「2025年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業」の募集を開始しました。本事業は、サービス付き高齢者向け住宅を整備する民間事業者等を支援するものです。
国土交通省は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる住まいの確保を図るため、「2025年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業」の募集を開始しました。本事業は、サービス付き高齢者向け住宅を整備する民間事業者等を支援するものです。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する施設のことを指します。2024年12月末時点で約28.9万戸が登録されています。
高齢化が急速に進むなか、高齢の単身者や夫婦のみの世帯が増えており、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスを提供する住宅の確保重要になっているのに、こうした住宅の供給は、欧米各国に比べて立ち後れているといいます。
普及促進に向けて、国は固定資産税などについて期限付きでサービス付き高齢者向け住宅供給促進税制優遇を設けています。
さらに、国交省は、サ高住を整備する民間事業者等に対して、建設費や改修費の一部を補助しています。これが「サービス付き高齢者向け住宅整備事業」による補助制度です。
補助の対象となるサ高住は、以下の要件を満たす必要があります。
サービス付き高齢者向け住宅整備事業の補助内容
この事業は、サ高住の整備方法に応じて、補助率と補助上限が異なります。
補助金の交付申請に先立ち、申請予定の案件についてあらかじめ概要を登録する事業登録が必要です。事業登録締め切りは2025年9月10日(水)です。
そのうえで、応募締切りは、2025年12月12日(金:消印有効)です。事前審査を受けている事業であっても、12月12日までに交付申請(本申請)書類の提出が必要です。
応募締め切りまでに、サービス付き高齢者向け住宅整備事業事務局へ申請書を郵送にて提出してください。
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