【募集締め切り】ものづくり企業から学ぶデザイン経営
良品計画やマツダ、スノーピークなどが取り入れ、近年経済産業省も推奨しているデザイン経営。ものづくりに携わる中小企業も取り入れ始めています。クリエイティブカンパニー・ロフトワークは9月28日、オンラインの無料イベント「ものづくり企業のデザイン経営」を開催し、デザイン経営実践企業の経営者らを招いて、技術とデザインを組み合わせた経営戦略や実践方法を紹介します。ツギノジダイもイベントに協力します。
良品計画やマツダ、スノーピークなどが取り入れ、近年経済産業省も推奨しているデザイン経営。ものづくりに携わる中小企業も取り入れ始めています。クリエイティブカンパニー・ロフトワークは9月28日、オンラインの無料イベント「ものづくり企業のデザイン経営」を開催し、デザイン経営実践企業の経営者らを招いて、技術とデザインを組み合わせた経営戦略や実践方法を紹介します。ツギノジダイもイベントに協力します。
※本イベントの募集は締め切りました。イベントの模様は、後日ツギノジダイで記事を配信する予定です。
日時:2020年 9月28日(月)
場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:100名
参加対象:中小企業経営者、次世代の経営を担うリーダーの方
15:00~15:15 オープニング(ロフトワーク・林千晶代表)
15:15~15:30 八幡ねじが取り組んできた、デザイン経営の実践紹介
(八幡ねじ代表取締役社長・鈴木則之氏)
15:30~15:45 製造系企業の事業構造を変えるデザインプログラム
(大阪府八尾市経済環境部産業政策課係長・松尾泰貴氏)
15:50~16:45 クロストーク「ものづくり企業のデザイン経営」
(鈴木、松尾、林の3氏によるパネルディスカッション)
16:45~17:00 クロージング
デザイン経営の領域は、製品の意匠や企業ロゴといった見た目だけでなく、ユーザー体験や組織変革、ビジネスモデルなどにまで広がっています。米国のアップル社が導入していることも有名ですが、日本企業でも良品計画、マツダ、スノーピーク、たねやなどが先進事例として知られています。
一方、BtoBビジネスを手がけてきたものづくり企業の経営層は、デザインへの馴染みが少なく、関心があるもののデザイン経営に踏み出しにくいという傾向にありました。
今回のイベントでは、「ものづくり企業のデザイン経営」をテーマに、愛知県北名古屋市の金属部品メーカー「八幡ねじ」と、中小の製造業が集中している大阪府八尾市が登壇。ものづくり企業が抱える課題を、デザインの力で解決していくヒントとなる事例を紹介します。
1946年創業の八幡ねじは、ToB向けのねじや金属加工品だけでなく、消費者のニーズが高いDIY関連商品の製造も手がけています。1996年からデザインを重視した経営戦略を実践し、企業CI、パッケージ、ディスプレイ、カタログ、ホームページに力を入れてきました。約40万アイテムを抱える中、独自のIT技術を生かして、品質や物流を一元管理するシステムを構築しています。
大阪府八尾市は「製造業の街」としてリブランディングするため、2019年に自治体とロフトワークが手を組み「YAOYA PROJECT」を立ち上げました。国内外からクリエーターを公募し、企業の技術を生かしたオリジナル商品を生み出すことで、各社の製品開発⼒やブランド⼒を高めるのが目的です。市内の中小企業8社が参加、96個のアイデアが集まり、仮眠用アイマスクや身軽な折りたたみソファーなど、ユニークな商品開発につなげました。
イベントには、八幡ねじの3代目社長・鈴木則之氏と、八尾市経済環境部産業政策課係長の松尾泰貴氏が登壇。ロフトワーク代表 林千晶氏も交えながら、デザインの力を使った経営戦略の実践例とその舞台裏を紹介します。
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