杉山自動車工業が手がける仕事

 杉山自動車工業(愛称:スギジ)は、ロータスエラン、ヨーロッパ、スーパー7(LOTUS・CATEHAM・バーキン)、ニューロータス(ELISE・EXIGE)、ミニなど英車の車検、一般整備(修理)、鈑金塗装(FRP・フレーム修正)を手がけています。

 ライトウェイトスポーツカーに多いのは、繊維強化プラスチック(FRP)ボディです。ボディをFRPにすると軽くできる一方、修理や手入れには手間がかかります。FRPは風雨に弱く、ボディの塗装も丁寧な手入れをしないと劣化しやすいのです。長年乗り続けていると変色や変形が起き、サーキットで走ってボディをこすれば、大きな損傷することもあります。

 塗装や補修だけでなく、限りなくオーナーの要望に沿った復元ができる工場は、スギジを含め、日本でも限られているといいます。

もし、FRPボディに穴が開いてしまったら……?

 そこで、FRPボディに穴が開いてしまった場合、どう対処するのでしょうか?そこで、「匠」の技術を持つスギジの杉山公男社長に詳しい修復方法を聞きました。

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