目次

  1. うまい棒の歴史と名前の由来
  2. うまい棒の値段 サイズ小さくなっても10円を維持
  3. うまい棒のキャラクター
  4. うまい棒の種類と人気ランキング
  5. うまい棒の値上げ理由

 うまい棒の誕生は1979年7月。当時、様々な駄菓子が登場するなかで、やおきんが考え出したのが、「10円で個包装」のお菓子でした。

 うまいロングバーやロング棒……。様々な商品名の候補が出るなか、「うまいんだから、うまい棒にしよう、で決まった」と、やおきん顧問の石井俊夫さんが2015年の朝日新聞の取材に答えています。ただし、名前の由来については、ほかの説もあるようです。

 「リスカ」(茨城県常総市)が製造し、「やおきん」が販売しています。サイズを一回り小さくしたことはありましたが、原材料費、輸送費、人件費が上がるなかでも、42年間価格は10円を維持してきました。

 公式サイトでは、現在の容量は1本あたり6グラムと表記されています。

 うまい棒の包装に描かれているのは「うまえもん」です。2017年に妹の「うまみちゃん」が登場したのと同時に、うまえもんという名前が正式に決まりました。

 これまでに発売された味は60種類以上。現在は、公式サイトではバラ売りタイプで15種類が販売されています。

  • とんかつソース味
  • サラミ味
  • チーズ味
  • テリヤキバーガー味
  • コーンポタージュ味
  • やさいサラダ味
  • めんたい味
  • たこ焼味
  • エビマヨネーズ味
  • 牛タン塩味
  • 納豆味
  • シュガーラスク味
  • やきとり味
  • のり塩味
  • チョコレート

 このなかで、一番人気は「コーンポタージュ味」。「チーズ味」「めんたい味」「やさいサラダ味」と続きます。

 このほか「プレミアムうまい棒モッツアレラチーズ&カマンベールチーズ味」などプレミアムうまい棒のシリーズもあります。

 そんなうまい棒について、やおきんは2022年1月27日に公式Twitterで、1本10円から12円に値上げすることを発表しました。理由については「原材料、運送費などの高騰」と説明しています。