目次

  1. 旧友に社外から支援してもらう方法を検討
  2. いずれ組織改革プロジェクトにオファーしようと考えていた
  3. 対等な形でスキルを発揮してほしい
  4. 覚悟を持って相談を持ちかけた
  5. 待遇面で悩みがあるならまずは副業という手段も

 事業承継の前後で旧友に入社してもらうべきか否か。そんな投稿に対し、千種さんは業務委託などの形で社外から支援してもらう形を考えていることを明らかにしました。

 千種さんは「私が感じている課題の一つが、承継後の組織・人事制度の再構築です。管理職とプレーヤーの区分けや、より社員がアクティブに異動できる社内公募制度など、やりたいことはあるのですが、組織の全体像を見ずに一つの仕組みだけ変えてしまうと悪い方向に進むかも知れません。そこで、人事面に長けた人材と議論しながら進めたいと考えていました」と話しています。

 そのときに顔が浮かんだのが、旧友だったといいます。千種さんが、この旧友を選んだ理由はおもに4つあるといいます。

  1. これまでの付き合いから、真剣に相談に乗ってくれる人柄である
  2. 経歴から私の知りたいことを教えてくれる期待がある
  3. 同じグロービスMBAを取得しており議論がしやすい間柄である
  4. 人事のプロを目指しており、ちょうど相談したい分野だった

 そこで、千種さんに詳しく話を聞くことにしました。

―旧友に声をかけた理由は?

 今回、声をかけた高校の同級生はトヨタに入社し、現在は転職していますが、グロービス経営大学院でMBAも取得しています。以前話をしていて人事のプロになりたい、という話を聞いたことがありました。

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