目次

  1. 「運用体制を作れない」という悩み
  2. 営業の分業化が必要な理由
  3. ゴール設定と顧客データの定義
  4. 営業プロセスの企画設計とは
  5. データを扱うスキルが必要に
  6. 外部パートナーの活用を
  7. 課題が大きいところから着手
  8. テーマに合わせてパートナーを選ぶ

 前回は「オンライン営業で見込み客をつくるには 商談につなげる工夫」と題し、オンライン営業で見込み客を増やし、商談にこぎつけるための工夫やポイントを事例付きで解説しました。今回は「オンライン営業がうまくいかない理由」の3回目として、オンライン営業の運用体制を作るためのポイントを解説します。

 筆者はクライアントから次のような声を聞きます。

  • ターゲットリストを作れず、データ整備もできない
  • オンライン営業ができる人がいない
  • リード(見込み客)が取れない
  • 見込み客を得ても、有効な商談が取れない

 「オンライン営業をやりたいが運用体制を作ることができない」。そんな悩みを持つ経営者の方に参考にしていただきたいと思います。

 オンライン営業は見込み客の獲得から始まり、案件(商談客)獲得、商談、商談成立後のCRMという4段階で構成されます。まず継続して接触するための許諾を得て、その見込み客に動機付けをし、商談のアポイントメントを獲得します。そして一度受注すると、継続や追加の受注を獲得するためのCRMへと進みます。従来一人の担当者が行っていた営業工程を分業化することで、営業の難易度を下げて全体効率を上げるのが狙いです。

 対面営業はゴールが受注なので、高確度の少数の見込み客への商談が中心です。見込み客や案件づくりは手薄にならざるを得ません。つまり対面営業では、少数の「今すぐ客」だけしか相手にすることができないのです。

 その点、オンライン営業は業務を細分化することで、担当者の守備範囲が限定されるので、量と質の向上が見込めます。多数の「これから客」をキープしつつ、商談のタイミングを見計らった案件づくりができるようになります。ところが、この営業業務の分業化が簡単ではないのです。

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