目次

  1. 「必要な恐怖」と「不必要な恐怖」
  2. 「必要な恐怖」とは
    1. 評価者の求めることが分かっていない、できていない
    2. 時間を無駄にしている
    3. 変化していない
  3. 「必要な恐怖」を感じさせるには
  4. 「不必要な恐怖」とは
    1. 自己評価
    2. 疑念
    3. 消失
  5. 「不必要な恐怖」を避けるには
  6. 「夢や希望」を説く弊害
  7. パワハラにならないための注意点
  8. 社長の行動変化で業績目標を達成

 我々は組織運営において、以下の三つを「必要な恐怖」として伝えています。

  1. 評価者の求めることが分かっていない、できていない
  2. 時間を無駄にしている
  3. 変化していない

 一方、「不必要な恐怖」は以下の三つになります。

  1. 自己評価
  2. 疑念
  3. 消失

 二つの「恐怖」の違いは「死の回避につながるかどうか」です。つまり、必要な恐怖を感じていないとやがて死んでしまうと言いたいのです。

 もちろん、実際に死ぬというわけではありません。社会生活における死とは糧を失うということ。社会に参加できず、生活が困難になることを、我々は「死」と表現しています。

 必要な恐怖を感じていると、自分が糧を失う方向に進んでしまっているときに、その状態を正しく認識できます。これに対し、「不必要な恐怖」をいくら感じても「死」を回避する行動には結び付きません。

内容をもとに編集部作成

 では「必要な恐怖」とはどういうものか、それぞれみていきましょう。

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