【写真特集】ニットメーカー米富繊維のブランド展開
1952年創業のニットメーカー・米富繊維(山形県山辺町)は、3代目経営者の大江健さん(45)はそれまでの技術や蓄積を生かしながら、デザイン性の高い自社ブランドを次々と開発し、経営を立て直しました。2022年には工場直営店も作るなど、積極的な事業展開を進めています。現地取材で撮影した商品や直営店、製造現場などの写真をギャラリーにまとめました。
1952年創業のニットメーカー・米富繊維(山形県山辺町)は、3代目経営者の大江健さん(45)はそれまでの技術や蓄積を生かしながら、デザイン性の高い自社ブランドを次々と開発し、経営を立て直しました。2022年には工場直営店も作るなど、積極的な事業展開を進めています。現地取材で撮影した商品や直営店、製造現場などの写真をギャラリーにまとめました。
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ヨネトミストアの2階の窓からは諏訪山がきれいに見える
ストアのテーブルに置かれた創業者・大江良一の著書「ファッションは生活なり」
ストアの吹き抜けの壁にも「ファッションは生活なり」の文字が
ストア1階に並べられた自社ブランド「ヨネトミ」のベーシックなセーター。後染めすることもできる
編地の開発に力を入れる同社では、「現物稼働」と「サンプル開発」で使う機械を分けて使っている
2022年8月に工場内に開設された同社初の直営店「ヨネトミストア」
ストアでは、3つの自社ブランドを中心に、自社のセーターとのスタイリングを楽しめる靴やアウター、パンツなどのセレクトブランドも扱っている
2023年2月に発売された「THIS IS A SWEATER.(ディス・イズ・ア・セーター)」第3弾の「A SWEATER IS FOR EVERYDAY.( セーターはどんな日にも。)」。光電子ナイロンをコットンカシミヤでカバーリングした特別な糸を使用し、しなやかな肌触りと美しい光沢、穏やかな保温性を実現。パジャマやリラックスウェア、スポーツウェア、ファッションウェアとして、生活のあらゆるシーンで着用することができる
工場、本社内のいたるところにメッセージが掲示されている
技術力がブランドの表現力にもつながる糸のプログラミングの工程。プログラミングは、工業系学校出身のスタッフが担当する
不良が見つかった生地は、手作業で丁寧にほどいて糸を再利用する
工場内の目につくところに掲げられている経営理念
2020年に立ち上げた自社ブランド「ディス・イズ・ア・セーター」
生地は少しずつ機械から出てくる
ローゲージのニットは、特徴のある糸を組み合わせてさまざまな表現をすることができる
カラフルなニットツウィードの生地が目を引く「コーヘン」のアイテム
編地だけでなく、6000枚以上の製品もアーカイブされている
工場内にあるアーカイブ室には、2万枚以上の編地が保管されている
ミシンを使って生地を縫い合わせる
自社ブランド「コーヘン」のアイテムで使われる糸
国内では珍しいローゲージに特化した工場で、「編み立て」エリアにはローゲージの編み機が43台並ぶ。機械を止めることはできないので、24時間体制で対応する
ストア内にはニットを縫製する特殊なミシンが置いてあり、デモンストレーションすることもある
編み立てた生地は、不良がないか一枚いちまい人の目で確認する
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