目次

  1. 陳建一さんのプロフィール
  2. 後日お別れの会を開催予定
  3. 四川飯店グループ　3代目の建太郎さんが2015年に事業承継

　民権企業によると、陳建一さんは1956年（昭和31年）東京生まれ。日本に初めて四川料理を広めた故・陳建民さんの長男です。東京中華学校を経て、高校、大学と玉川学園で学びました。

　卒業後、父親の経営する赤坂四川飯店にて修業を開始し、1990年に父の後を継ぎ、赤坂四川飯店社長へ就任しました。

　1993年フジテレビ「料理の鉄人」に中華の鉄人として、また「NHK きょうの料理」の講師として出演しました。2015年には四川飯店グループ会長に就任。四川料理の普及や後進の育成に努める一方、講演やイベント、テレビの料理番組などで活躍してきました。また多くの著作を出版し、主著に「鉄人陳建一の中華料理」「陳建一の毎日のおかず」「本音で作る僕の料理」「鉄鍋の掟」「父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる」などがあります。

　民権企業によると、故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行われ、訃報は葬儀後に連絡したといいます。後日、お別れの会を開催予定ですが、詳細は未定です。遺族の意向により、供花・香典、弔問などは辞退しています。

　建太郎さんは自身のインスタグラムを更新し「詳細が決まりましたら四川飯店ホームページにてご連絡をさせていただきます」とコメントしています。

　四川飯店グループは2015年、建一さんの息子、建太郎さんが3代目として事業承継しています。建太郎さんは従業員の声を吸い上げながら組織改革に取り組んでいます。インスタグラムで「父・建一の意思を引き継ぎ、今後も四川飯店グループは通常通り営業を継続しています」とコメントしています。