日清製粉、業務用小麦粉の価格を値上げ 強力系小麦粉は235円/25kg
日清製粉は、2023年6月20日納品分から原則、業務用小麦粉の特約店向け仕切り価格の値上げを発表しました。物流費などのコスト上昇に加え、輸入小麦の政府売渡価格が2023年4月1日から引き上げられたことに対応したものです。
日清製粉は、2023年6月20日納品分から原則、業務用小麦粉の特約店向け仕切り価格の値上げを発表しました。物流費などのコスト上昇に加え、輸入小麦の政府売渡価格が2023年4月1日から引き上げられたことに対応したものです。
日清製粉の値上げ幅は以下の通りです(いずれも税抜き)。
国内の需要に対し、国内産小麦で足りない分について、政府は外国産小麦を計画的に輸入し、製粉企業やしょうゆメーカーなどに売り渡しています。
輸入小麦の政府売渡価格とは、買付価格にマークアップ(政府管理経費、国内産小麦の生産振興対策に充当)と港湾諸経費を上乗せし、年2回改定しているものです。
2023年4月からの輸入小麦の政府売渡価格は、5銘柄の平均で1tあたり7万6750円と、前期比より+5.8%値上げとなりました。
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