目次

  1. 雪華堂とは 明治12年創業
  2. 雪華堂の閉店状況
  3. 3店舗は銀座鈴屋が承継

 雪華堂は、甘納豆をはじめとする和菓子の老舗で、練馬区を中心に7店舗を運営していました。

 看板商品である甘納豆の特徴について「専門の職人により糖分が結晶化し表面が硬くなる前に仕上げる。東京を中心とした関東地方の限られた地域の伝統の味です。豆の風味を堪能できる優しい甘さで表面がしっとりと柔らかい食感が特徴です」と紹介しています。

 創業は、明治12年(1879年)。会社の設立は昭和27年(1952年) 3月20日。

 雪華堂のTwitterアカウントでは、店の由来を次のように紹介しています。

「当時の銘菓としていた『金平糖』を大恩ある徳川家に献上いたしたところ。 徳川公が大変喜ばれ 『まるで雪の華のようだ」』と形容され『以後は雪華堂栄屋と名乗るがよかろう』とのお言葉を頂戴いたしております。時に明治12年。これが、当堂「雪華堂」の屋号の謂れとなります」

 雪華堂の各店舗は順次閉店しています。

  • 雪華堂赤坂店:1月13日閉店
  • 江原町店:4月9日閉店
  • 氷川台店:4月15日閉店
  • Emio練馬高野台店:5月20日
  • 平和台・千川・江古田駅前の3店舗:5月30日

 SNSアカウントや公式サイトは5月20日に閉じる予定で、雪華堂によると、その後廃業の手続きを進めるといいます。

 雪華堂によると、平和台・千川・江古田駅前の3店舗は5月30日に閉店します。この3店は、1951年創業の甘納豆専門店の「銀座鈴屋」が承継し、6月9日から営業を再開予定です。

 新店舗では、雪華堂と銀座鈴屋の商品を取り扱う予定です。詳しい商品メニューはまだ決まっていないものの、甘納豆や涼菓は、銀座鈴屋の商品を販売するといいます。