目次

  1. 事業再構築補助金の必須申請要件とは
    1. 事業計画について認定経営革新等支援機関の確認を受けること
    2. 付加価値額を向上させること
  2. 補助金の必須要件を満たしていない申請に注意
  3. 第10回公募からの変更点
  4. 財政制度等審議会では厳しい目も

 事業再構築補助金は、新市場進出、事業・業種転換、事業再編、国内回帰またはこれらの取組を通じた規模の拡大など、思い切った事業再構築に意欲のある中小企業などの挑戦を支援する国の補助金です。

 事業再構築補助金の必須申請要件とは、公式サイトによると、複数ある申請枠ごとに設定されている申請に欠かせない条件のことです。

 全枠共通の必須申請要件は以下の2つです。申請枠ごとにも必須申請要件があるので、事業再構築補助金の公式サイトで確認してください。

 事業者自身で事業再構築指針に沿った事業計画を作成し、認定経営革新等支援機関の確認を受けること。

 補助金額が3000万円を超える案件は金融機関(銀行、信金、ファンド等)の確認も受けること。(金融機関が認定経営革新等支援機関を兼ねる場合は、金融機関のみで構いません。)

 補助事業終了後3~5年で付加価値額の年率平均3.0~5.0%(申請枠により異なる)以上増加、又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均3.0~5.0%(申請枠により異なる)以上増加させることが必要です。

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