DIYオンラインショップで成長の大都 でも順風満帆ではなかった【後編】
1937年創業のベンチャー企業を掲げる「大都」。代表取締役で3代目の山田岳人さん(イングリッシュネーム:Jack)は、廃業を決意したこともありますが、工具のインターネット販売で再成長させてきました。しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。そんななかでも大切にしてきたのが従業員の心理的安全性です。動画後編では、GoogleやAppleにも学んだ組織づくりについて迫ります。
1937年創業のベンチャー企業を掲げる「大都」。代表取締役で3代目の山田岳人さん(イングリッシュネーム:Jack)は、廃業を決意したこともありますが、工具のインターネット販売で再成長させてきました。しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。そんななかでも大切にしてきたのが従業員の心理的安全性です。動画後編では、GoogleやAppleにも学んだ組織づくりについて迫ります。
結婚するときに先代が出した唯一の条件が「会社は継いでほしい」だったと、Jackは振り返ります。工具問屋は、すでに過当競争で、利益が出ない構造になっていたため、2002年に工具のインターネット販売へと事業をピボットしていくことを決めました。
しかし、インターネット通販事業はすぐには伸びませんでした。2006年ごろには先代に、廃業の相談をし、翌年には退職金を支払って全員を解雇せざるを得なくなりました。
その後、問屋業から撤退し、キャッシュフローが徐々に改善。
豊富な商品登録数を背景に、DIY専門オンラインショップ「DIY FACTORY」は国内で最大級へと成長し、ECモールで表彰される機会が増えました。
しかし、その後も順風満帆ではありません。体験型DIYショップなどの閉鎖とともに会社を去っていった従業員もいます。
そんななかでも、大切にしたのは従業員の心理的安全性です。インタビューのなかでそのルーツを紐解きます。
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