目次

  1. エクセルの計算、オートフィルの既定は「相対参照」
  2. Excel(エクセル)の$の意味「参照先の固定」
    1. 絶対参照の使い方 行列を固定
    2. 複合参照の使い方 行列のいずれかを固定
  3. 「$」入力のショートカットキーはF4

 たとえば、請求書の税込額を打ち込んだセル(A2~A6)を参照して、B2~B6のセルに消費税を自動計算するとき、まずB2のセルに
=A2*0.1
と打ち込めば、A2の数値をもとに計算してくれます。

計算式のコピーを自動入力する「オートフィル」機能

 さらに、B2のセルの右下にある「フィルハンドル」をクリックしたまま、B6のセルまで引っ張るとA6までの税込額をもとに自動計算してくれます。これが「オートフィル」機能です。

 B3で参照するセルはA3、B4で参照するセルはA4…と、セルを移動していくと参照位置も移動する「相対参照」が既定となっています。

 相対参照に対し、参照するセルを移動させたくない場合は、数式に「$」を入れておきましょう。Excel(エクセル)の$の意味は、「参照先の固定」を意味します。

 マイクロソフトの公式ブログによると、$の入力位置によって、絶対参照か、複合参照かが変わります。

 絶対参照とは、行と列を固定したセルを参照する方法のことを指します。具体的には列番号と行番号それぞれの前に「$」を付け、「$B$2」のように入力します。

 すると、オートフィル機能を使っても、参照するセルは移動しません。

 複合参照とは、列と行の一方だけを固定する方法のことを指します。複合参照では、行と列どちらを固定するかによって「$」を付ける位置が変わります。たとえば、行を固定する場合は「B$2」、列を固定する場合は「$B2」とします。

 $の入力が面倒な時はショートカットキー「F4」を使うと、時短につながります。

ショートカットキー「F4」を使った$の入力方法。F4を押すたびに参照方法が変わる
ショートカットキー「F4」を使った$の入力方法
  1. 数式を入力するときに参照元を指定すると既定で相対参照となる
  2. 参照先を指定したままF4を押すと絶対参照となる
  3. もう一度F4を押すと複合参照で行固定となる
  4. もう一度F4を押すと複合参照で列固定となる
  5. さらにF4を押すと相対参照に戻る