目次

  1. 「型式指定」の不正問題とは
  2. 自動車産業の取引先は重複を除き全国約7万社
    1. 産業別では製造業が最多 
    2. 売上高別、1億円未満が15%強
    3. 都道府県別、最多は東京都 取引先は全国へ
  3. 経産省、顧客・取引先への適切な対応を指示

 国交省によると、大量に生産される自動車は、一台ごとに新規検査をするのではなく、サンプル車両と書面での審査を通じて「型式指定」を実施しています。この「型式指定」を受けた車両は、自動車メーカーが完成検査を実施することにより、国の一台ごとの新規検査が省略されています。

 しかし、国土交通省は2024年6月3日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、本田技研工業(ホンダ)、スズキの自動車メーカー5社で型式指定申請における不正行為があったことを公表しました。基準適合性を確認するまで、不正行為のあった現車種の出荷を停止するよう指示を出しています。

 自動車産業のサプライチェーンは、すそ野が広く、自動車部品メーカーだけでなく、商社や物流など全国の様々な企業が集積しています。

 こうしたなか、東京商工リサーチの公式サイトによると、約390万社の企業データベースから、国内自動車メーカー7社の1次(直接)、2次(間接)の取引企業を抽出したところ、国内自動車メーカーと直接、間接に取引のある企業は、重複を含め13万475社に上ることがわかりました。

 このうち、各自動車メーカー内の取引企業の重複を排除すると11万4201社、さらに全取引企業を合算後に重複を排除しても6万9860社ありました。

 取引先の特徴を様々な切り口から紹介します。

(続きは会員登録で読めます)

ツギノジダイに会員登録をすると、記事全文をお読みいただけます。
おすすめ記事をまとめたメールマガジンも受信できます。