目次

  1. 年間約6000戸分の家具を企画・制作
  2. 継ぐきっかけは祖父の教えとヒマラヤ山脈
  3. 挫折の現場修業 見えてきたのは自社の強み
  4. 一貫体制~企画・設計・製造・取付工事~
  5. 強みと同時に自社の弱みも見えてきた
  6. 衝突不可避なリブランディングをスタート
  7. 収納課題を解決 世界一のメーカーを目指して
1962年に北進木工として創業。2023年にホクシアに変更
1962年に北進木工として創業。2023年にホクシアに変更

 ホクシアは1962年に北進木工として創業し、2023年に現社名に変更しました。

 当初は各地の家具店向けに自社開発の本棚、食器棚、飾り棚などの一般向け家具製造を手掛けていましたが、その後住宅設備機器メーカーのシステムキッチンなどのOEMメーカーに変遷。

 現在はオーダー家具メーカーとして、東北、関東を中心にデベロッパー、ゼネコン向けのオリジナル製品を企画、設計、製造、取付工事に至るまでを一貫して提供しています。

 ワンルームタイプから高級タワーマンションまで幅広く手掛け、家具の製作数は年間約6000戸分。

 現在は山形県山形市、神奈川県横浜市、フィリピンダバオの3つ拠点で、従業員数38人、従業員の平均年齢数33.4才と若手社員が多く活躍している会社です。

 ホクシアの代表取締役社長の長男で、取締役事業創造イノベーション推進室長の安孫子大輝さん(31)は、6年前に家業に入った3代目後継ぎです。

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