目次

  1. 2025年のゴールデンウィーク(GW)、最長11連休
  2. 2025年GWの渋滞予測は378回 5月3~5日に集中
  3. 特に長い渋滞発生予測 最大45km
    1. 下り線
    2. 上り線
  4. 高速道路の渋滞予測箇所と回避策
    1. 5月3日の東北道(下り)羽生PA付近の渋滞最大40km
    2. 5月5日の関越道(上り)坂戸西SIC付近の渋滞最大40km
    3. 5月3日の中央道(下り)相模湖IC付近の渋滞最大45km
    4. 5月5日中央道(上り)小仏TN付近の渋滞最大30km
    5. 5月3日九州道(下り)鳥栖JCT付近の渋滞最大35km
    6. 5月3日名神高速(上り)大津IC付近の渋滞最大30km
    7. 5月3日神戸淡路鳴門道(下り)室津PA付近の渋滞最大30km
    8. 5月5日神戸淡路鳴門自動車道(上り)淡路IC付近の渋滞最大35km
  5. GW期間中の高速道路利用、休日割引は対象外
日付・曜日
4月26日(土)
4月27日(日)
4月28日(月)
4月29日(火・祝)
4月30日(水)
5月1日(木)
5月2日(金)
5月3日(土・祝)
5月4日(日・祝)
5月5日(月・祝)
5月6日(火・振替休日)

 2025年ゴールデンウィークは、4月26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)が休みで、5月3~6日が4連休となっています。

 4月28日だけ有休を取得して4連休を2回取ったり、すべて有休でつなげば最長で11連休をとったりすることも可能です。

 NEXCO東日本などが発表した渋滞予測によると、ゴールデンウィーク期間中の10km以上の渋滞回数は、上下線合わせて378回と予測されています。内訳を見ると、下り線が158回、上り線が220回となっています。

GW期間中に予測されている10km以上の渋滞
GW期間中に予測されている10km以上の渋滞

 特に下り線では5月3日(土)~5月4日(日)、上り線では5月3日(土)~5月5日(月)にかけて渋滞が集中する見込みです。この期間に高速道路を利用する場合は、時間に余裕を持った計画を立ててください。

 2025年の渋滞予測回数を、2024年のゴールデンウィーク期間の実績と比較すると、10km以上の渋滞は49回増える見込みだといいます。

 高速道路各社は、最大25km以上の発生予測も公表しています。以下に主なものを抜粋してご紹介します。

特に長い渋滞発生予測
特に長い渋滞発生予測

4月26日(土)

伊勢湾岸道 弥富木曽岬IC付近:25km(8時ピーク)

5月2日(金)

東名 秦野中井IC付近:40km(22時ピーク)

5月3日(土)

東北道 羽生PA付近:40km(7時ピーク)
東北道 矢板北PA付近:30km(10時ピーク)
関越道 高坂SA付近:30km(7時ピーク)
東名 綾瀬SIC付近:25km(7時ピーク)
中央道 相模湖IC付近:45km(5時ピーク)
東名 豊田JCT付近:25km(7時ピーク)
東海北陸道 美濃TN付近:25km(10時ピーク)
伊勢湾岸道 弥富木曽岬IC付近:25km(7時ピーク)
名神 旧山科BS付近:25km(11時ピーク)
九州道 鳥栖JCT付近:35km(10時ピーク)
神戸淡路鳴門道 室津PA付近:30km(14時ピーク)

5月4日(日)

中央道 相模湖IC付近:45km(7時ピーク)
伊勢湾岸道 弥富木曽岬IC付近:25km(8時ピーク)
神戸淡路鳴門道 川井谷TN付近:30km(11時ピーク)

5月5日(月)

中央道 土岐JCT付近25km(16時ピーク)

5月3日(土)

東名 岡崎IC付近:30km(9時ピーク)
名神 大津IC付近:30km(8時ピーク)

5月4日(日)

関越道 坂戸西SIC付近:35km(17時ピーク)
中央道 小仏TN付近:30km(19時ピーク)
名神 大津IC付近:30km(9時ピーク)

5月5日(月)

東北道 加須IC付近:30km(17時ピーク)
関越道 坂戸西SIC付近:40km(15時ピーク)
中央道 小仏TN付近:30km(16時ピーク)
名神 大津IC付近:25km(10時ピーク)
神戸淡路鳴門道 淡路IC付近:35km(16時ピーク)

 高速道路各社は、渋滞を避けるため、利用日や時間帯の変更(分散利用)や情報収集を呼び掛けています。日本道路交通情報センター(JARTIC)や各高速道路会社のウェブサイトなどで最新の交通状況を確認しましょう。

特に長い渋滞の回避例
特に長い渋滞の回避例

 川口JCTから館林IC区間を走行する場合、渋滞のピークは7~11時で、渋滞がない場合に比べ約4倍となる1時間20分を予測しています。川口JCTを5時より前または15時以降に通過する場合の所要時間は約20分と予測しています。

 藤岡JCTから鶴ヶ島IC区間を走行する場合、渋滞のピークは15~16時で、渋滞がない場合に比べ約3倍となる約1時間30分を予測しています。藤岡JCTを12時よりも前または1時以降に通過する場合の所要時間は約30分程度と予測しています。

 高井戸ICから相模湖IC区間を走行する場合、渋滞のピークは5~11時で、渋滞がない場合に比べ約4倍となる約2時間15分を予測しています。

 高井戸ICを4時よりも前または16時以降に通過する場合の所要時間は約35分と予測しています。

 大月ICから八王子JCT区間を走行する場合、渋滞のピークは16~19時で、渋滞がない場合に比べ約5倍となる約2時間を予測しています。

 大月ICを9時よりも前または翌3時以降に通過する場合の所要時間は約25分と予測しています。

特に長い渋滞の回避例
特に長い渋滞の回避例

 若宮ICから鳥栖JCT区間を走行する場合、渋滞のピークは10時で、渋滞がない場合に比べ約4倍となる約1時間50分を予測しています。

 若宮ICを6時よりも前または14時以降に通過する場合の所要時間は約30分と予測しています。

 茨木ICから大津IC区間を走行する場合、渋滞のピークは8~12時で、渋滞がない場合に比べ約5倍となる約2時間10分を予測しています。

 茨木ICを6時よりも前または17時以降に通過する場合の所要時間は約30分と予測しています。

 垂水JCTから津名一宮IC区間を走行する場合、渋滞のピークは14時で、渋滞がない場合に比べ約3倍となる約1時間30分を予測しています。

 垂水JCTを5時よりも前または18時以降に通過する場合の所要時間は約25分と予測しています。

 西淡三原ICから淡路IC区間を走行する場合、渋滞のピークは16~18時で、渋滞がない場合に比べ約3倍となる約1時間45分を予測しています。

 西淡三原ICを9時よりも前または24時以降に通過する場合の所要時間は約30分と予測しています。

 2025年のゴールデンウィーク期間中は、高速道路の休日割引は適用されません。この点も留意して、計画を立てるようにしましょう。