「Jグランツの補助金申請にIE使わないで」経産省が注意 申請時にエラー
補助金申請システム「Jグランツ(jGrants)」を使った小規模事業者持続化補助金など1998件の申請で、添付ファイルがシステムに取り込めないエラーが起きていました。経済産業省が2021年5月17日に発表しました。アクセス集中または申請時に非推奨のInternet Explorer(IE)を使ったことが原因とされ「推奨しているブラウザ以外は利用しないでください」と注意を呼びかけています。
補助金申請システム「Jグランツ(jGrants)」を使った小規模事業者持続化補助金など1998件の申請で、添付ファイルがシステムに取り込めないエラーが起きていました。経済産業省が2021年5月17日に発表しました。アクセス集中または申請時に非推奨のInternet Explorer(IE)を使ったことが原因とされ「推奨しているブラウザ以外は利用しないでください」と注意を呼びかけています。
Jグランツ(jGrants)とは、公募から事業完了後の手続までをオンラインで完結できる補助金申請システムです。経産省が開発し、2021年度当初予算で、経済産業省の100以上の補助金で活用できる予定です。このほか、ほかの省庁の補助金でも使えるようになる予定です。
発覚したエラーは、2021年1月4日~5月12日、小規模事業者持続化補助金など24種類、合計1998件の補助金申請です。
いずれも申請自体は受け付けていましたが、事業者から送られた添付書類をシステムに取り込めていませんでした。これまではそれぞれの補助金の事務局の担当者がエラーに気づき、個別に事業者に連絡を取って再送してもらっていたため、全体としての発覚が遅れました。
2021年度から電子申請に移った小規模事業者持続化補助金の申請締め切り時に大量の添付書類漏れが起き、今回の発表に至りました。エラーが起きた申請はいずれも添付書類を再送してもらうことで受理しているといいますが、エラーが起きた補助金の一覧は経産省の公式サイトで確認してください。
経産省はシステムエラーの原因について、以下の2つを発表しています。
今後のシステムエラーを防ぐため、経産省はシステムを増強するとともに、Jグランツのサイト上に下記の注意文書を掲載しました。
jGrantsの動作環境は以下のとおりです。下記のブラウザの最新バージョンをご利用ください。なお、InternetExplorer等の下記以外のブラウザは、申請上のエラー等が生じますので利用しないでください。
・Windows:chrome、firefox、edge(※)
・macOS:chrome、firefox、safari
・Android:chrome
※ edgeの「InternetExplorerモード」は申請上のエラー等が生じますので利用しないでください。
jGrants
Jグランツのシステムエラーに関する電話での問い合わせ先は、Jグランツ事務局ヘルプセンター(050-2018-0227、平日9~18時)へ。
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