目次

  1. ハーバード大学のCS50xとは
    1. 学べる内容はPythonのプログラミング学習など
  2. 講義ビデオの日本語字幕での視聴方法
  3. CODEGYMを提供する「LABOT」が翻訳
  4. 利用時の注意点

 ハーバード大学のCS50xとは、日本語翻訳ページ「CS50.jp」によると、コンピューターサイエンスとプログラミング技術を紹介するオンラインコースです。この講義がオンライン上で無償公開されており、世界で282万人が履修登録しています。

edX - CS50s Introduction to Computer Science

 講義は、プログラミングの経験の有無にかかわらず、経験者と未経験者の両方を対象としています。テーマは次の通りです。

  • 抽象化
  • アルゴリズム
  • データ構造
  • カプセル化
  • リソース管理
  • セキュリティ
  • ソフトウェアエンジニアリング
  • ウェブ開発など

 言語は C、Python、SQL、JavaScript に加え、CSS と HTML を使います。

 Youtube で再生するときに画面右下の歯車マークの設定ボタンから、字幕表示 →自動翻訳→日本語を選択してください。CS50.jpは、講義ビデオの字幕について機械翻訳ではない日本語字幕の翻訳化を進めています。

 もともとは英語の講義ですが、プログラミング学習サービスCODEGYMを提供する「LABOT」が日本語への翻訳を進めています。翻訳を進めている理由について「経済的事情や家庭環境に関わらず、多くの学びたい意欲のある学生が、良質な教材に母国語でアクセスできるようにしたい」と説明しています。

 LABOTは2022年8月31日、2022年度最新版の日本語化が完了したと発表しました。

 クリエイティブ・コモンズライセンスに準拠して作成された「CS50.jp」は個人利用のほか、非営利に限って教材として利用することができます。