デザイン経営の成果を紹介

 「Dcraft」は、ロフトワークが2020年12月から開催し、中小企業庁の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ビジネスモデル構築型)」を受けているプログラムです。全国から30社が参加。業種も製造、印刷、農業、食品加工、ゴルフ場経営など多岐にわたります。

 プログラムでは、一線で活躍するデザイナーやアート・ディレクターが講師を務め、ロフトワークの担当者も参加企業と伴走しました。各企業はムードボード(様々な写真を使い、自社のイメージをビジュアルで表現する手法)や絵本の制作など、ユニークな課題に取り組みながら、プロダクトデザインだけでなく、ビジネスモデルの更新や組織変革に挑みました。

 ツギノジダイは、Dcraftのメディアパートナーを務め、参加企業がデザイン経営に向き合う過程や成果について取材し、記事として紹介しました。

 今回の成果報告会はオンラインで開かれます。デザイン経営を取り入れた30社の成果が発表され、うち数社から詳細なプレゼンテーションがあります。発表後、Dcraft講師の永井一史さん(HAKUHODO DESIGN代表)が講評を行い、ロフトワーク代表の林千晶さんと意見を交わします。

 「デザイン経営に興味はあるけど、取り組み方が分からない」。そんな悩みを抱える経営者や後継ぎにとって、デザイン経営のプロセスや成果が、目に見える形で紹介される貴重な機会になりそうです。

 開催はオンラインで参加は無料です。下記のリンクから申し込みをお願いします。

【成果報告会の概要】

日時:2021年6月19日 (土) 14:00 - 17:00

場所:Zoom

参加費:無料

【内容(変更の場合があります)】

14:00-14:10 オープニング

14:10-14:40 参加企業30社の成果報告

14:50-16:20 企業発表と講評

16:20-17:00 永井一史さんと林千晶さんのトークセッション