課題解決を探るグループワークも

 ロフトワークはデザイン経営の導入支援に力を入れ、特に中小企業への普及に向けて、様々なイベントを企画しています。今回は「企業の体質や事業構造を変革したくても、なかなか社内の賛同を得られない」という悩みを持つ経営者や後継ぎに向けた企画になります。

 オンライン開催の第1部(午後1時~午後3時15分、定員約200人)は、大阪府八尾市のゴム素材メーカー・錦城護謨、大分市の老舗印刷会社・高山活版社を招き、インナーブランディングで組織を変えるまでのプロセスや成果について、具体的な実践事例をもとに紹介します。

イベントでは高山活版社の事例も取り上げます(ロフトワーク提供)
イベントでは高山活版社の事例も取り上げます(ロフトワーク提供)

 第1部は、元マッキンゼー東京支社長の横山禎徳さん(県立広島大学大学院経営管理研究科長)によるキーノートセッションもあります。オリックスなどで社外取締役を務めた横山さんが、企業課題の解決に有効な戦略設計、組織変革をデザインすることが重要な理由と、実践に向けたプロセスについて語ります。

 第2部(午後4時~午後6時、定員約20人)は、ロフトワークの活動拠点「Fab Cafe Nagoya」(名古屋市中区丸の内3-6-18)で開きます。対象は組織変革に課題を抱える中小企業の経営者及びマネジメント層の皆様です。錦城護謨社長の太田泰造さんや、ロフトワークのディレクター陣を交え、組織課題を掘り起こして解決への糸口を探るグループワークを行います。

 太田さんは、1936年に創業した家業の3代目になります。経営者や後継ぎ同士がリアルで顔を合わせてディスカッションすることで、組織変革の悩みを共有し、実践へのヒントを得られる貴重な機会になりそうです。

 イベントの詳細や申し込みは、下記リンクをクリックして下さい。ツギノジダイ読者の皆様には、第2部で先着3人の招待枠を用意しました。申し込みフォームの質問項目「本イベントを最初に知った経緯を教えてください」で「その他」を選び、「ツギノジダイ枠への申し込み」と書いて下さい。

 経営者や後継ぎの皆様の積極的な参加をお待ちしています。