目次

  1. バスケ元日本代表がフィットネスクラブをM&A
  2. アメフト元日本代表から農家へ
  3. 元DeNA左腕がタクシー会社を承継

 バスケットボール元日本代表の伊藤俊亮さんは、家業の不動産業の経営を引き継ぐと同時に横浜市のフィットネスクラブをM&Aで取得し、「ブルーゲートヨコハマ」として開業しました。プロアスリートのキャリアを生かし、子ども向けのチアリーディングスクール開設などにとりくんでいます。

伊藤俊亮さんは家業の不動産業を経営しながらM&Aで譲渡されたフィットネスクラブを率いています

 東京都三鷹市で約1万平方メートルの畑を持ち、都市農業をリードしている岡田農園。15代目の岡田啓太さんはアメリカンフットボールの元日本代表で、結婚を機に婿入りしました。農業との接点はありませんでしたが、規格外の野菜を加工調理して販売するキッチンカーを運営するなど、新規事業にも意欲的です。

岡田農園15代目の岡田啓太さん

 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの左腕投手だった山下峻さんは引退後、創業者が亡くなった「山陽タクシー」(広島県竹原市)の株式を買い取って社長になりました。乗務員のストレスを減らすための組織改善に取り組みながら、元プロ野球選手の知名度を生かした「攻めの営業」も展開しています。

山陽タクシー社長の山下峻さん。かつては横浜DeNAベイスターズに所属していました(2021年6月、朝日新聞社撮影)