経済産業省、2023年度に活用できるドローン関連の補助金を紹介
経済産業省は公式サイトで、2023年度に活用できるドローン関連の補助金などを紹介しています。ものづくり補助金や事業再構築補助金だけでなく、地域との共生やスマート保安技術導⼊の実証などへの補助事業も紹介しています。
経済産業省は公式サイトで、2023年度に活用できるドローン関連の補助金などを紹介しています。ものづくり補助金や事業再構築補助金だけでなく、地域との共生やスマート保安技術導⼊の実証などへの補助事業も紹介しています。
目次
国土交通省の公式サイトによると、ドローンとは、無人で、遠隔操作または自動操縦で飛行できる機体のことを指します。
屋外を飛行させる100g以上のすべての無人航空機は2022年6月から、登録して機体に登録記号を表示し、リモートID機能を備えることが法律で義務づけられています。
国交省の公式サイトによると、航空法だけでなく、関係する法令や条例で、飛行禁止区域や飲酒時の運転不可などのルールも定められているので、活用するまえに事前確認しておきましょう。
ドローンは安全面から規制が進む一方で、産業面での利用が注目されています。政府の「空の産業革命に向けたロードマップ」は、農林水産業や物流、インフラ点検、警備、測量、医療、防災・災害対応など幅広い分野での活用を想定しています。
こうしたなか、経産省は普及に向けて活用できる補助金をとりまとめています。
ものづくり補助金とは、革新的製品・サービスの開発や、生産プロセスなどの改善に必要な設備投資を支援する補助金です。事業終了後3~5年に事業場内最低賃金を年45円以上引き上げるなどすれば、一部の枠を除き、補助上限を最大1000万円引き上げられます。
ドローン関連での活⽤イメージは次の通りです。
成⻑型中⼩企業等研究開発⽀援事業とは、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援する補助事業です。
中小企業庁の公式サイトで、公募要領を公表しています。
⾼効率バッテリー開発に係る基盤技術の開発、防爆ドローン部品の基盤技術開発など、ドローン関連部品の開発・製造に必要な基盤技術の開発などを想定しています。
事業再構築補助金とは、中小企業等の付加価値額向上や賃上げにつなげつつ経済の構造転換を促すことを目的とした補助金です。ドローン分野では、次のような活用をイメージしています。
地域・企業共⽣型ビジネス導⼊・創業促進事業とは、地域内外の中小企業等が、地方公共団体等の地域内の関係主体と連携しつつ、地域・社会課題解決と収益性との両立を目指す取組(地域と企業の持続的共生)を支援する補助事業です。ドローン分野では、次のような活用をイメージしています。
スマート保安導⼊⽀援事業とは、保安の確保が不可欠である電力、ガス、コンビナート等の産業インフラについて、遠隔監視・制御、AIによる設備点検作業の自動化などスマート保安技術の実証を行う事業を補助し、産業インフラの安全性・効率性を維持・向上を図り、将来にわたって国民の安全・安心を創り出すことを目的とする補助事業です。
ドローン分野では、次のような活用をイメージしています。
内閣官房の特集ページ「ドローン情報共有プラットフォーム」では、経産省だけでなく、内閣府や国土交通省などの交付金・補助金情報も掲載しています。
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