目次

  1. AppSheetとは 「できたらいいな」を実現
  2. 業務のデジタル化、資材の在庫管理から始まった
  3. AppSheetの活用例
    1. 製造日報と在庫管理
    2. 勤怠管理
  4. AppSheetを使う前に知っておきたい注意点
  5. AppSheetを使うメリット

 AppSheetとは、Googleが提供しているサービスの一つで、プログラミングの知識なしでもノーコードで業務アプリを開発できるプラットフォームです。

 大規模基幹システムのように広い範囲をカバーするには不向きですが、様々な部門や業務のなかにある「できたらいいな」を実現するツールとして非常に魅力的です。

紙とエクセルで記入していたときは同じ情報を何度も加工する必要があり、各作業でタイムラグが生じていたが、AppSheetで開発したアプリでは入力があった瞬間に全体がアップデートされる

 高度なアプリを作るためには多少のプログラミングを必要とする「ローコード」ツールが多いなか、AppSheetはコードを書かないで済む「ノーコード」ツールです。

 多くの中小企業にとって自社でシステム開発専任者を雇ったり、外部のプロ人材にお金を払い続けたりすることは簡単ではありません。しかし、AppSheetなら中小企業でも自社で養成できると考えています。

 具体的に、中小企業向けには次のような業務アプリが作れると考えています。

  • 在庫管理アプリ
  • GPS機能付通い箱管理アプリ
  • 有給申請アプリ
  • 残業申請アプリ
  • 人事評価システム
  • カイゼン活動支援アプリ
  • QR対応生産高集計アプリ
  • 営業購買レポート(LookerStudio)
  • 見積アプリ
  • CRMアプリ
  • 食堂メニュー予約アプリ

 タイ法人で実際に開発しているものは、開発中も含めると、チューブ在庫管理アプリ、カイゼン活動アプリ、仕様書作成アプリ、残業申請・承認アプリ、生産実績管理アプリ、勤怠管理アプリなどがあります。

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