Gmailのメールを一括削除する方法 パソコン・スマホ別にスッキリ解説
Gmailのメールを1件ずつ削除する方法はわかるけど、全件一括削除する方法がわからない人もいるのではないでしょうか。この記事では、パソコン・スマホ別にgmailを全件一括削除する方法や、特定の条件を満たすメールを一括削除する方法のほか、覚えておくと便利な小技を現役エンジニアがわかりやすく図解します。
Gmailのメールを1件ずつ削除する方法はわかるけど、全件一括削除する方法がわからない人もいるのではないでしょうか。この記事では、パソコン・スマホ別にgmailを全件一括削除する方法や、特定の条件を満たすメールを一括削除する方法のほか、覚えておくと便利な小技を現役エンジニアがわかりやすく図解します。
目次
Gmailを使っていて、受信トレイを整理したいときや、ストレージ容量を減らしたいときなど、メールを一括で削除したいことがあると思います。
そんなときに便利な、Gmailのメールを一括削除する方法を紹介します。まずはパソコンでの方法です。
削除したいメールを個別に選択して、一括で削除する方法です。
1件ずつ選択するのではなく、一画面に表示されているメールをまとめて削除したい場合は、こちらの方法が便利です。
一画面に表示されるメールの件数は初期状態で50件です。設定を変更している場合は、その件数にまとめてチェックが入ります。
例えば、gmailは一画面に最大100件表示できるため、表示件数を100件に変更すればまとめて100件のメールを削除できます。表示件数の変更方法は、下記のとおりです。
削除したいメールが多く、50件ずつの削除では手間がかかる場合は、gmail全件を一括で削除する方法があります。
続いて、スマートフォンでGmailのメールを一括削除する方法を紹介します。
スマートフォンのGmailアプリから一括削除するには、次のように操作します。画像はiPhoneのものですが、Androidでも同様です。
これで、50件のメールが一括で削除されます。51件以上のメールを一括で削除するには、次のように操作します。
スマートフォンのGmailアプリでは全件一括削除ができないため、このように50件ずつ選択していく必要があります。
スマートフォンのWebブラウザからGmailのメールを一括削除する方法は、1件ずつ選択して削除する方法のみです。
以前は、PCモードでGmailを開けばパソコンと同じ操作で一括削除できましたが、執筆時点ではPCモードで開くことができなくなったようです。
特定の条件を満たすメールを一括で削除する方法もあります。
それぞれの方法を、下記で詳しく解説します。
古いメールを一括で削除したい場合に有効な方法です。例として、一年以上前のメールを一括削除する方法を紹介します。
いきなり検索窓に「before: 2023/XX/XX」の形式で入力してもOKです。
ちなみに、「before: 」のような、検索結果を絞り込むための単語や記号のことを、検索演算子と呼びます。検索演算子にどのような種類があるか興味ある人はGmail公式ヘルプ「Gmailで使用できる検索演算子」をご覧ください。
検索演算子を覚えると便利なのですが、覚えるのが大変だと思いますので、以降も検索表示オプションを利用した絞り込み方法をご紹介していきます。
重要なメールや、後から読み返したいメールにスターを付けている場合に、それ以外のメールをすべて一括で削除する方法です。
通知メールや迷惑メールなど、特定のメールアドレスから送られてきたメールを一括削除する方法です。
先ほどまでと同様に、メールの検索オプションで送信元メールアドレスを入力して絞り込む方法もありますが、個人的には以下の方法が簡単なのでおすすめです。
指定した容量よりも大きいメールを一括削除する方法です。
Gmailの容量不足でメールが受信できなくなった際、すぐにでも容量を開放したいですよね。容量の小さいメールを数百件削除するよりも、容量の大きいメールに絞って削除したほうが、てっとり早く容量を開放できます。
Gmailの一括削除に関連して、覚えておくと便利なおすすめの小ネタを四つ紹介します。
メールを一括で削除する理由の一つに、Gmailの容量不足があると思います。
無料のGmailの容量は、GoogleドライブやGoogleフォトと合わせて、15GBです。足りなくなる人も多いのではないでしょうか。有料のGmailの場合は、購入しているプランによって容量が変わります。
容量を減らしたい場合、これまで紹介した方法で一括削除しても、いきなり容量が開放されるわけではありません。すぐに容量を開放するには、ゴミ箱の中身を空にする必要があります。
ゴミ箱の中身を空にする方法は、以下のとおりです。
ゴミ箱の中身を空にしなくても、30日経てば自動的にゴミ箱から消えますし、ゴミ箱の中に存在しているうちは、メールを復元することが可能です。なので、急いで容量を増やす必要がなければ、ゴミ箱のメールは自分で消さずに、そのまま放置しておくのがおすすめです。
メールを一括削除すると、残しておきたいメールも誤って削除してしまうことがあります。そんなときは、次の方法で復元できます。
ゴミ箱も一つのフォルダだと考えて、受信トレイなどの復元したい先のフォルダへ移動させるだけで復元できると考えるとわかりやすいと思います。
受信を止められないメールマガジンや、読まないかもしれないけどとりあえず受信したいメールの場合に、受信トレイを経由せずにいきなりゴミ箱で受信する手があります。
ゴミ箱で受信することにより、30日間はメールを閲覧できますし、30日経過後は自動的にメールが削除されていくので、手動で削除する手間が省けます。
Gmailの容量に余裕があり、受信トレイを整理したいだけであれば、削除ではなくアーカイブもおすすめです。
メールをアーカイブすると、受信トレイからは見えなくなりますが、「すべてのメール」フォルダには残り続けます。そのため、受信トレイの見た目をすっきりさせることができるうえに、メール自体は残っているので必要なときにはメールを確認できます。
アーカイブボタンは、ゴミ箱アイコンの二つ左にあります。これまで紹介した一括削除の方法と同様に、メールの件名の左にあるチェックボックスにチェックを入れた状態でアーカイブボタンを押すと、アーカイブされます。
メールの一括削除は、受信トレイの整理や、ストレージ容量の整理に有効です。
受信トレイに不要なメールが溜まっていると、重要なメールを探すのに時間がかかってしまうため、定期的に不要なメールを一括削除することにより、業務効率が向上します。
さらに、セキュリティ面でもメリットがあります。個人情報を含んだメールを削除すると、万が一Googleアカウントが乗っ取られた際の被害を小さくできるためです。
今回紹介した方法を利用し、より効果的にGmailを活用していきましょう。
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