目次

  1. Googleビジネスプロフィールとは Googleマップの情報などを管理
  2. Googleマップのビジネス名を多言語で設定する方法
  3. Googleマップのビジネス名設定後の注意点

 Googleの公式サイトによると、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、GoogleマップやGoogle検索上で企業情報の表示を管理できるサービスです。

 インバウンド向けの事業を展開している企業・店舗では、来訪する海外客が分かるようにショップなのか、レストランなのか、カフェなのかわかるようにビジネス名を設定しておくことで、集客に役立つでしょう。

 Googleマップの店舗名などは、利用者の使用言語に自動で変換されることがありますが、必ずしも正しい表記とは限りません。そのため、自分で設定しておくことが望ましいのです。

 Googleマップのビジネス名を多言語で設定する方法は、Googleビジネスプロフィールのヘルプなどどで紹介されています。

 具体的には、以下の手順で進めてください。

  1. Googleマップから自分の会社または店舗を検索
  2. 左上のハンバーガーメニュー(≡)から言語を選択
    設定したい言語を選択
  3. 自社の情報メニューから「情報の修正を提案」(英語を設定している場合はSuggest an edit)を選択
  4. 「名前またはその他の情報を変更」(英語を設定している場合はchange name or other details)を選択
  5. 英語を設定している場合は、Place name in Englishに英語表記を入力
Googleマップから自分の会社または店舗を検索し、左上のハンバーガーメニュー(≡)から言語を選択するところ
Googleマップから自分の会社または店舗を検索し、左上のハンバーガーメニュー(≡)から言語を選択するところ
言語設定画面
言語設定画面
自社の情報メニューから「情報の修正を提案」(英語を設定している場合はSuggest an edit)を選択
自社の情報メニューから「情報の修正を提案」(英語を設定している場合はSuggest an edit)を選択
英語表記のビジネス名を入れる「Place name in English」
英語表記のビジネス名を入れる「Place name in English」

 今回は、英語での設定方法でしたが、ほかの言語でも設定する場合は、場所を記憶しておくとどの言語でも設定しやすくなります。

 ビジネス名以外で多言語設定はできません。そのため、ビル名など一部は正確に翻訳されない場合があります。

 また、他言語がデフォルトになってしまわないようGoogleビジネスプロフィール上の多言語設定を終えたら、ビジネスプロフィール管理画面のビジネス名を日本語に戻しておいてください。

 ビジネスプロフィールでは、Googleは「会話型AI技術Duplexを使った電話」で、日本国内の店舗に営業時間の変更などがないか確認していることがわかっています。