東海道新幹線、9月2日は始発から通常運転へ 山陽新幹線との直通も再開
杉本崇
(最終更新:)
台風10号の影響で計画運休が続いていた東海道新幹線について、JR東海は2024年9月2日から全線、所定のダイヤで運転する予定だと発表しました。ただし、これまでに降った大雨の影響や今後の気象状況等により、一部列車の運休や長時間にわたる運転見合わせ等が発生する場合があります。山陽新幹線(新大阪-博多間)も通常運転となり東海道新幹線との直通運転も再開します。ただし、多数の利用が見込まれるため、早めに指定席を予約しておくとよいでしょう。
台風10号、熱帯低気圧へ
気象庁によると、強い台風10号は九州付近を北上し、8月29日8時ごろに鹿児島県薩摩川内市付近に上陸しました。9月1日3時には東海道沖にあって、ゆっくりした速さで東へ進んでいます。台風は、東海道沖を北上し、1日昼ごろ、熱帯低気圧に変わりました。
熱帯低気圧に変わった後も、東日本を中心に、熱帯低気圧周辺の雨雲や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
9月1日の東海道新幹線、18時ごろから運転再開
JR東海は2024年9月1日、東海道新幹線の運転計画を変更し、東京-新大阪間で運転再開すると発表しました。18時ごろから20時ごろまでに始発駅を発車する臨時列車を「のぞみ号」・「こだま号」として、1時間あたり上下各2本程度運転します。
相当な混雑が予想されます。注意点は下記リンクへ。
9月2日の東海道新幹線、通常運転へ
東海道新幹線は9月2日、始発から全線で、所定のダイヤで運転する予定です。ただし、これまでに降った大雨の影響や今後の気象状況等により、一部列車の運休や長時間にわたる運転見合わせ等が発生する場合があります。山陽新幹線との直通運転も再開する見通しです。
山陽新幹線、9月2日は通常運転へ
JR西日本の公式サイトによると、9月1日、山陽新幹線(新大阪-博多間)では、始発列車から本数を減らして運転しています。
2日は始発から通常どおり運転を行い、東海道新幹線との直通運転を再開する予定です。
九州新幹線、通常通り運行へ
JR九州の公式サイトによると、九州新幹線は通常どおり運転予定です。山陽新幹線との相互直通運転も始発から通常どおりとなる見込みです。
北陸新幹線は計画運休せず
一方、JR西日本の公式サイトによると、北陸新幹線は計画運休を行う可能性があると発表していましたが、台風の進路予報が変化したことから、8月30日、31日の計画運休の予定はなくなりました。
経営者に役立つメルマガを配信 無料会員登録はこちら
この記事を書いた人
-
杉本崇
ツギノジダイ編集長
1980年、大阪府東大阪市生まれ。2004年朝日新聞社に記者として入社。医療や災害、科学技術・AI、環境分野、エネルギーを中心に取材。町工場の工場長を父に持ち、ライフワークとして数々の中小企業も取材を続けてきた。
杉本崇の記事を読む