【終了しました】デザイン経営の体験談を共有します 実践する中小企業が発表
中小企業向けのデザイン経営支援プログラム「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」のオープンセミナー(参加費無料)が2月26日、オンラインで開かれます。クリエイティブ企業・ロフトワークが主催し、デザイン経営を取り入れようとしているDcraftの参加企業が、リアルな体験談を紹介します。
中小企業向けのデザイン経営支援プログラム「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」のオープンセミナー(参加費無料)が2月26日、オンラインで開かれます。クリエイティブ企業・ロフトワークが主催し、デザイン経営を取り入れようとしているDcraftの参加企業が、リアルな体験談を紹介します。
「Dcraft デザイン経営リーダーズゼミ」は自社のビジョンを再構築し、それを体現する製品やサービスなどの制作を通じて、ビジネスモデルの更新を目指す7カ月のプログラムです。2020年末に開講し、全国の中小企業31社が参加しています。
Dcraft では、HAKUHODO DESIGN代表取締役社長の永井一史氏、アカオニの小板橋基希氏、minna inc.の長谷川哲士氏、メソッドの山田遊氏らデザイン経営の専門家が講師を務めています。参加する中小企業の経営者らはオンラインを活用して、デザイン経営を体系的に学びながら、5月に自社の事業計画書を発表する予定です。
今回のオープンセミナーは、Dcraftの中間報告と位置づけています。デザイン経営に関心のある中小企業に向け、Dcraftの参加者が、これまでのプログラムを通じて得られた気づきや課題感を発表します。参加企業以外にも広く共有し、デザインを経営に取り入れる企業のさらなる増加を目指します。
セミナーの前半では、Dcraftの取り組みを紹介するとともに、参加企業の中から数社が、プログラムを通じて、どのようにデザイン経営の取り組みを進めているかを紹介します。
セミナーの後半では、デザイン経営で成果を出した福井県敦賀市の遊具・教具メーカーのジャクエツ代表取締役・徳本達郎さんが、「デザイン経営実践の先にあるもの」というテーマで、プレゼンテーションとクロストークを行います。
同社は徳本さんの祖父が1916年に創業。外部のアーティストや研究者と連携しながら、独創的なデザインの遊具の製造、子ども用教材の開発、街づくりにまで事業を広げました。
「未来は、あそびの中に。」というビジョンを掲げて遊びの環境をデザインし、子どもたちの創造力を育むことを目指しています。セミナーでは、創業100年を超える企業が、どのように経営にデザインを取り入れてきたのかを、リアルな体験をもとに伝えます。
中小企業によるデザイン経営の実践例を知ることができる場は、まだ少ないのが現状です。この機会に、デザイン経営について学んでみませんか。
日時:2021年2月26日(金)14:00~16:30
定員:100人
対象:経営者および経営幹部、企画職、新規事業・組織デザインなどの若手リーダーの方
参加費:無料
主催:ロフトワーク
メディアパートナー:ツギノジダイ、JDN
配信:Zoom
14:00~14:10 イントロダクション
14:10~15:10 Dcraft参加企業によるデザイン経営導入の現状報告
15:20~15:40 プレゼンテーション「デザイン経営実践の先にあるもの」
(登壇者:ジャクエツ代表取締役・徳本達郎氏)
15:40~16:20 徳本達郎氏とのクロストーク
(モデレーター:ロフトワーク・林千晶代表)
16:20~16:30 クロージング
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