2022年のサッカー天皇杯を制したJリーグ・ヴァンフォーレ甲府を胸スポンサーとして支え続けたのは、山梨県中央市の食品メーカー「はくばく」です。創業者の孫で3代目社長の長澤重俊さんは約20年前、経営危機にあったクラブを助けるため、周囲の反対を抑えてスポンサーとなり、天皇杯初優勝という形で結実しました。実はスポーツビジネスを下支えする家業の後継ぎ経営者は少なくありません。ツギノジダイで取り上げた中から四つの事例を、朝日新聞Podcastで紹介しました。
ツギノジダイではこれまで、スポーツを支えるメーカーやアスリートの経験を家業に生かす後継ぎ経営者らの記事を配信しました。その中から、はくばくの長澤さんも含め計4人の経営者について、Podcastでお話ししました。
糸伍（三重県伊賀市）4代目の松田智行さんは伝統工芸品の伊賀組紐をスポーツシューズのひもに応用しました。
オーエックスエンジニアリング（千葉市）2代目の石井勝之さんは、車いすテニスの国枝慎吾選手らトップアスリートの車いすを送り出しています。
元Jリーガーで、今はブランド買取事業「なんぼや」などを展開するバリュエンスホールディングス（東京都港区）社長の嵜本晋輔さんは、父のリユース事業を引き継ぐ形で創業し、上場を果たしました。
スポーツビジネスの成長の裏には、後継ぎたちの戦略や思いが込められています。それぞれの経営改善ストーリーや、スポーツビジネスとの関わりについて、記事の内容をもとにPodcastで語りました。ぜひお聴きください。
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