目次

  1. 退職代行とは
  2. 退職代行の調査概要
  3. 退職理由、最多は「ハラスメント」
  4. 退職代行を複数回利用された企業は全体の9.2%

 退職代行とは、弁護士や代行業者が本人に代わって会社に退職の意思を伝えるサービスです。若者を中心に利用が増えている一方、新規参入する業者も増えており、退職代行業者と利用者の間でもトラブルが起きています。

 退職代行の利用者のアンケート結果を公表したのは、退職代行サービス「モームリ」を展開するアルバトロスです。

 アルバトロスのプレスリリースによると、調査概要は以下の通りです。

年齢:15歳~71歳
性別:男女(回答無し含む)
地域:全国
人数:1万5934人
調査方法:退職代行モームリの利用者へのアンケート
調査期間:2022年3月15日~2024年7月31日

 調査対象者は、サービス利用者で、退職代行利用の経緯や理由、性別・年代別利用者数、職種別利用者数、勤続年数別利用者数、退職金制度の有無、退職代行への支払い方法などについて回答しました。そのなかから退職代行を利用した背景事情がわかる部分を抜粋して紹介します。

退職代行利用の経緯・退職理由への回答
退職代行利用の経緯・退職理由への回答

 調査結果によると、退職代行利用の経緯・退職理由について尋ねたところ「上司からのハラスメント」が最多の33.9%。「上司から退職を止められている」「サービス残業がある」などの理由が続きました。

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