事業再構築補助金の申請に必要なローカルベンチマークの作り方を解説
2021年4月15日から申請の受け付けが始まる事業再構築補助金には、経済産業省のミラサポ plus でつくった「ローカルベンチマーク(活動レポート)」が必要です。経産省は、作成手順を紹介する動画をYouTubeに公開しました。
2021年4月15日から申請の受け付けが始まる事業再構築補助金には、経済産業省のミラサポ plus でつくった「ローカルベンチマーク(活動レポート)」が必要です。経産省は、作成手順を紹介する動画をYouTubeに公開しました。
目次
事業承継補助金とは、新型コロナウイルス感染症の影響で、需要や売り上げの回復が難しいなかで、新規事業分野への進出等の新分野展開、業態転換、事業再編などに取り組む中小企業を支援する補助金です。
ローカルベンチマーク(通称ロカベン)は、企業経営の「健康診断」に役立つエクセルシートで、経済産業省が作成・提供しています。財務指標と非財務指標に基づいて企業経営を評価し、企業と金融機関などが共通の目線でコミュニケーションを取りやすくするためのツールです。
事業再構築補助金を申請するために、ローカルベンチマークをつくり、添付書類として提出する必要があります。問い合わせが多かったことから、経産省は手順をまとめた動画を公開しました。具体的な手順は、記事でも続けて紹介します。
ローカルベンチマークをつくるには、まず複数の行政サービスを1つのアカウントで、利用できる認証システム「GビズID」に登録したうえで、ミラサポ plus の会員登録が必要です。
手間はかかりますが、GビズIDは補助金申請に必要なため、事前登録しておくことをお勧めします。アカウントの登録には数週間かかるので注意しましょう。
会員登録できたら、ミラサポ plus にログインしてください。名前が表示されたトップページが表示されたら成功です。
事業財務情報の入力画面に移ってください。事業基本情報には、GビズIDに登録された内容が反映されています。内容が正しいか確認してください。修正する場合は、「編集・外部取込」ボタンを押してください。
入力必須項目は以下の通りです。
データがわからない場合は、最寄りのよろず支援拠点や認定支援機関に相談してください。
添付書類として提出するためにはPDF方式で出力する必要があります。使用しているブラウザによって異なりますが、刷機能から出力先を「PDF」にするなどしてください。
電話での問い合わせは以下の通りです。ただし、電話が混み合っている場合が多く、注意が必要です。
事業再構築補助金事務局のコールセンター
ナビダイヤル:0570-012-088
IP電話用: 03-4216-4080
受付時間:9:00~18:00(土日祝日を除く)
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