目次

  1. 中小企業のディフェンス力とは
  2. 人手不足の解消
    1. 会社の経営ビジョン
    2. 教育方針
    3. 評価基準
  3. 「モノ」の再点検
    1. 設備の見直し
    2. 商品サービスの見直し
  4. 資金繰りの好転
    1. 売り上げのチェック
    2. 経費の見直し
  5. 支援情報のアップデート
  6. 守備こそ最大の攻撃

 「中小企業のディフェンス力」と言われても、なかなかピンと来ないでしょう。筆者は「事業を維持するための力」と定義付けしたいと思います。事業を維持するには以下の四つが必要になります。順を追って解説します。

内容をもとに編集部作成

 様々な経営者と会う中で、最近共通して聞かれるのが採用ができなくなっているという悩みです。コロナ禍の前であれば採用できたであろう従業員も、今では採用が難しくなっています。厚生労働省が出している有効求人倍率は2022年11月は1.35倍となっており、人材募集の広告を出してもなかなか応募がないという声も聞かれます。

 多くの企業が人手不足に悩み、経営者自身が現場に出ざるを得ない状況になっています。そのため全体が見づらくなり、事業計画が思うように進まず、売り上げや利益に結びつかないという悪循環につながってしまいます。

 そのような状況を打破するには、以下の点を明確にすること策が考えられます。これらの策は、今後自社が成長曲線を描く段階になったときに、ヒトの部分の地盤を整えないと、長く成長が望めないからです。だからこそ今のうちに以下の項目をしっかり作りこんでおくことをお勧めします。

 どんな思いで会社を経営しているのか、将来どのような会社にしていきたいのか。経営者の言葉で話すからこそ、その想いに人はついてくると感じます。

 会社の経営ビジョンを前提に、従業員の育成方針や成長した姿のイメージを明確にすることです。仕事に必要な知識や技術だけではなく一人の人間としてあるべき姿や、数字をただ追いかけるだけではなく何のために仕事をしているのかを考えることも重要だと考えます。

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