早期復旧を支えたもの

 特集ページ「東日本大震災12年」では、水産加工業を営むカネキ吉田商店(宮城県南三陸町)を前後編で紹介しました。3カ所の工場を津波で流される甚大な被害を受けながら、震災の1カ月半後には生産を部分的に再開。早期復旧によってダメージを抑え、その後は震災前を上回る規模まで売り上げを回復させました。早期復旧のカギとなった社長の決断や、代替手段の確保について、取材をもとにPodcastで話をしています。詳細は下記の記事でも読むことができます。

被害をおさえる「身の丈BCP」

 Podcastでは、中小企業の災害対策にも話が及びました。紹介したのは、下記の専門家インタビューで登場した「身の丈BCP」という考え方です。このほか、2016年4月の熊本地震での取材経験から、中小企業が地域の復興で果たす役割の大きさについても語りました。災害対策を考えている経営者の方はぜひお聞きください。