2月22日は猫の日 ハンコやパソコン用シールなど中小企業もアイデア商品
2月22日は「ニャン(2)」が重なる語呂合わせで「猫の日」です。ペットフード協会などが1987年に制定しました。中小企業からも猫にまつわる様々なアイデア商品が生まれています。これまでのインタビューから紹介します。
2月22日は「ニャン(2)」が重なる語呂合わせで「猫の日」です。ペットフード協会などが1987年に制定しました。中小企業からも猫にまつわる様々なアイデア商品が生まれています。これまでのインタビューから紹介します。
愛知県豊川市の町工場「山本製作所」は2020年、会社にやってくる猫との出会いをきっかけに、コロナ禍で猫の姿をした抗菌マスク掛け「しっぽ貸し手」のヒット商品を生み出しました。
2021年には、パソコンのキーボードのエンターキーに貼りつける真鍮製の猫シール、「にゃんたー」をつくりました。猫らしいシルエットに、加工面をあえて残すことで猫の毛質を再現しており、見て触って癒やされるシールだといいます。
猫のイラストに好きな名前を入れられる印鑑「ねこずかん」を生んだのが、岡田商会2代目の岡山耕二郎さん。プレスリリース配信以前にはたった4本しか売れなかった「ねこずかん」は、配信後3日間で5000本を売り上げました。
インタビューで、岡田さんは中小企業ならではのPR企画について語っています。
大阪府枚方市の「豊栄産業」は、段ボールで作れるものは何でも設計から生産まで担っています。
2020年末に販売したネコが遊べる「ネコ神社ハウス」(税込み5742円)は、クラウドファンディングで約370万円集めて商品化に成功しました。売り上げの一部は保護ネコ事業に寄付しています。
三重県志摩市にある椅子の製造販売会社・サンコウは、大手からの仕事が減ったのを機に、技術力を生かしてペット向けのソファやキャットタワーづくりに乗り出しました。
サンコウのキャットタワーの特徴は丸み。ある日、OEM(相手先ブランドによる生産)でキャットタワーの製造を頼まれ、余った木枠を使って遊び半分でタワーを作っていると、会社にふらりと迷い込んできた猫がいました。
試作品のタワーに登る猫を見て、ソファと同じように、もっとかわいいキャットタワーを作ってあげたい、と思ったのが開発にきっかけとなったそうです。
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