ツギノジダイで2022年に読まれた記事を紹介 ヒット要因を解説
「ツギノジダイ」は、2022年に200人以上の中小企業経営者と後継者のインタビュー記事を紹介してきました。それでは、どんなストーリーが多くの人に読まれたのでしょうか?このほか、検索サイトとSNSを通じて多く読まれた記事も紹介します。
「ツギノジダイ」は、2022年に200人以上の中小企業経営者と後継者のインタビュー記事を紹介してきました。それでは、どんなストーリーが多くの人に読まれたのでしょうか?このほか、検索サイトとSNSを通じて多く読まれた記事も紹介します。
目次
ツギノジダイの記事は、ブックマークやGoogle・Yahoo!といった検索サイトで特定のキーワードを検索して訪れる人が多くいます。そのほかにも、Yahooニュース・スマートニュース・LINEニュースなどに配信した記事の関連リンク、TwitterやFacebookなどSNS経由など様々な経路で読まれています。
2022年1月1日~12月30日の間に、ツギノジダイ上で多く読まれた経営者ストーリーは次の通りでした。今回の集計では、見出しを変えても1本の記事として集計しています。ほかのメディアプラットフォーム上で読まれた数は含めていません。
自動車のアフターマーケットのデジタル化を掲げ、累計10億円の資金を調達したスタートアップ「MiddleField」が2021年夏に経営破綻に陥りました。何があったのかについて、元CEOの中山翔太さんに聞きました。
この記事は、NewsPicks上で多くのコメントが書き込まれことでよく読まれました。このほか、Googleアプリ上で、利用者の興味関心に合わせてWebコンテンツをおすすめ表示する「Google Discover」経由でも多く読まれました。
「中華の鉄人」として人気を博した料理人・陳建一さんで知られる「四川飯店」は、3代目で息子の建太郎さんが率いています。この記事は、前編記事「『中華の鉄人』を父に持つ重圧 四川飯店3代目のサバイバルな修業時代」がYahoo!ニュース上でよく読まれたことをきっかけに、ツギノジダイに掲載した後編記事がたくさん読まれました。
クルミをたっぷり詰め込んだ自家製のキャラメルをバターの生地ではさんだ人気菓子「クルミッ子」などで知られる鎌倉紅谷。3代目社長の有井宏太郎さんは、「渋すぎる」と言われた鎌倉殿のパッケージを思い切って変更し、全国各地に新たなファンを獲得しました。記事ではそんなストーリーを紹介しています。
鎌倉紅谷の記事は様々なルートから読まれた記事でした。Yahoo!ニュースだけでなく、3.2万人のフォロワーを持つ有井さんのTwitterや、Googleアプリの「Google Discover」経由でも多く読まれました。
青森県八戸市にある人気ラーメン店「ドラゴンラーメン」が2022年10月に閉店しました。ラーメン店主で公認会計士の石動龍さんが自ら閉店理由を3回の連載で紹介しました。
連載初回の記事が、Yahoo! ニュースの中でも、最も多くの人が読む「トピックス(ヤフトピ)」に取り上げられ大きな話題となりました。
その影響で、ツギノジダイに掲載された続編記事も多く読まれました。データを分析すると、Googleの検索ページ上で「ラーメン」「公認会計士」で検索した人からの連載記事を読んだ人もいました。
1916年に創業した建設会社「北村組」(高松市)の5代目・北村真弥子さんの業務改革を紹介したインタビュー記事です。この記事は2021年12月に公開した記事ですが、様々なルートから長く読まれています。
埼玉県桶川市で、130年以上にわたって和菓子店を営む「五穀祭菓をかの」。赤字続きでしたが、溶けないアイス「葛きゃんでぃ」や自家製シロップの「かき氷」のヒットで、黒字化に成功しました。
6代目榊萌美さんやお店は、テレビなどで取り上げられることが増えています。この記事も2021年11月に公開した記事ですが、テレビの放映のたびに、Googleの検索ページから「をかの」など関連するキーワードでインタビュー記事を読みに来る人が一気に増える状況が続いています。
富山市にある前田薬品工業で起きた不祥事から3代目の前田大介さんが経営を立て直したストーリーも2020年9月に公開した記事ですが、テレビなどで紹介されるたびに多くの人に読まれています。
東京で100年近い歴史を持つ焼き鳥の名店「江戸政」が2022年9月、閉店しました。江戸政で提供していたのは、生の「つくね」ではないのですが、誤って「生つくね」を提供する店として広まってしまい、まねをする店が増えたことに責任を感じたことが理由でした。
店主が鶏肉を生で食べないよう呼びかけた記事は、SNSを中心に多くの人に読まれました。
ツギノジダイは、インタビュー記事のほかに、中小企業の経営に役立つ時事キーワード解説の記事も多く配信しています。Googleなどでキーワードを検索したときに上位表示される記事が多くあり、継続して読まれています。
2022年度に読まれた記事はたとえば次のような記事です。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。